マリー・パッサ 「Wittgenstein」

エモン・フォトギャラリー

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この度、エモン・フォトギャラリーは、キュレーターにカロリーヌ・トロシュを迎え、フランス人写真家マリー・パッサの作品展「Wittgenstein」を開催致します。本展は、SAGE Paris Galleryの協力により、日本及びアジアでの初個展となるものです。1977年生まれのMarie Passaは、世界的に有名なJean-Michel Wilmotte設計事務所にて10年携わることで建築の眼を養い、2006年以降、本格的な写真表現活動をスタートさせます。2006年から2009年の間に世界中を旅し独自の表現を追求し、2010年からロンドンとパリで作品を発表して来ました。

2010年から2012年の間、パッサは色彩そのものに強い関心を抱くようになります。そしてオーストリアの哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインにちなんだ作品「Wittgenstein」147点の制作に繋がっていきました。このシリーズは、ウィトゲンシュタインが色について考察したように、知覚に対する熟孝と、イメージを通した現実の認知の変容を問う作品です。パッサは、ル・コルビュジエやルイス・バラガン等の有名な近代建築のインテリアを撮影し、その美と我々を感動させる力を明らかにしながら、音符を操るように色彩と戯れます。建物の内部、生活をする場所へと我々を誘い、普段は実用的で共有の為それぞれの嗜好や先入観によって気にも留めないような場所を、斬新な視点で詩的に表現してみせます。彼女は説明的な演出を避け、写真の限界を押し広げようとしているのです。彼女の独特なアプローチは万華鏡にも似て、現実と抽象の間、その写真と絵画の境界を繊細に舵を取りながら行き来します。

2013年、彼女の「Wittgenstein」シリーズは、AIPAD NewYork、ART BASEL、そしてPARIS PHOTOにて高い評価を得ました。同じ年、パッサはSAGE Parisギャラリーにて、クリスト、サイ・トンブリ、アシール・ゴーキー、マルセル・デュシャンらと共に、グループ展“Yellow”に参加し、2014年には、森山大道、ハリー・キャラハン、ケルテース・アンドル、ルーチョ・フォンタナ、アンディ・ウォーホールの作品とともに、同ギャラリーにてグループ展“Does Size Matter?”にも参加しています。

作家の建築との縁は、2014年プリツカー賞を受賞された建築家・坂茂氏による設計の東郷ビルにある、エモン・フォトギャラリーでの個展を実現することで、さらに強いものとなるでしょう。

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スケジュール

2014年06月04日 ~ 2014年07月26日

アーティスト

マリー・パッサ

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