Interdisciplinary Art(インターディシプリナリー・アート)とは聞きなれない言葉ですが、一言で言うと、ジャンルにとらわれず、分野を横断するために、カテゴリーに分類しきれないアートのことです。「Interdisciplinary Art Festival Tokyo 2014」は枠組みを超えたからこそ属しきれない、実験的で先鋭的なアートを歓迎し、紹介することで、アーティストの発表の場を拡張し、より多くの観客に新しい自由な観点と豊かな驚きを提供/普及させることを意図としています。表現者側と鑑賞者側、相互間で創造と価値をフィードバックしていき、新たなアートが生まれるための土壌を作り、アートシーンを活性化させることを目指します。明確なコンセプトの元で革新的な表現を行うアーティストをフューチャーした新しいフェスティバルです。DAY1はAudio Visual Artistの韓成南が「スーパー・リニア」というコンセプトのもとに制作した映像作品'Blue Fog: Bar Drama vol.3' の上映と、Festival / Tokyo 14に参加する韓国人演出家ソ・ヒョンソクの演劇作品の記録映像&ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 (2014)で現在上映中で話題のドキュメンタリー映画を日本で初公開いたします。さらにトークイベントでは、インターディシプリナリー・アートとは何かを紐解いて行きます。DAY2はインターディシプリナリー・アートを実践する「お見合いコラボ」のパフォーマンスをお届けします。アーティスト自身がパートナーを見つけて行うコラボレーションではなく、企画者側の推薦により、お互いに見知らぬ気鋭アーティスト同士が事前に共同制作の後、作品を発表します。同日2回のコラボ公演、6アーティストによる野心的で豪華なオムニバス形式のプログラムです。