終了した展覧会・イベントです

「鴎外親子が訳したグリム童話」

文京区立森鴎外記念館
終了しました
グリム童話は、ドイツのグリム兄弟によって1812年に出版され、これまで国や世代を越えて読みつがれてきました。鷗外も子どもたちと一緒にグリム童話を読んでいました。長女・茉莉は、幼い頃「白雪姫」「シンデレラ」などの「独逸(ドイツ)のお伽噺(メルヘン)」を父の膝の上で聴き、母に夜眠る前におはなししてもらったと回想しています。長男・於菟(おと)は、1902(明治35)年、12歳のときから16歳のころまで鷗外の添削を受けながら、グリム童話15篇をドイツ語から和訳し、それらは鷗外の添削を経て雑誌に発表されました。本展では、鷗外の添削の跡が分かる資料(鷗外が加筆した『賢い百姓の娘』の校正刷り)をはじめ、於菟の翻訳が掲載された雑誌や翻訳童話発表までの道筋を約30点の資料でたどり、グリム童話の翻訳をめぐる親子の活動を紹介します。 世界中で読まれ継がれているグリム童話の魅力とともに、明治の文豪森鴎外の父親としての一面に触れられる、春休みに親子で楽しんでいただける展示となっています。

スケジュール

2014年3月1日(土)〜2014年4月20日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
毎月第4火曜日は休館
展示替期間・年末年始休館
入場料[常設展] 一般 300円、中学生以下 無料、特別展はイベントにより異なる
会場文京区立森鴎外記念館
http://moriogai-kinenkan.jp/
住所〒113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
アクセス東京メトロ千代田線千駄木駅1番出口より徒歩5分、東京メトロ南北線本駒込駅1番出口より徒歩10分、都営三田線白山駅A3出口より徒歩12分、JR山手線・京浜東北線・常磐線日暮里駅西口より徒歩15分
電話番号03-3824-5511
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