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[画像: 野田裕示 「WORK 1998」 (2014) アクリル、キャンバス 227.3x181.8cm]

野田裕示 「拡大の一例Ⅱ」

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

野田裕示
野田裕示(のだ・ひろじ)は一貫して支持体と絵画の関係に取り組んだ作品を発表しています。
2012年に国立新美術館(東京・六本木)で東京では初めてとなる大規模な回顧展が開催されたのは記憶に新しいところです。新作を含め約 140点が展示され、圧倒的な作品群とその独特の絵画世界は好評を博しました。野田は80年代初期、レリーフ状の箱型作品から始まり、徐々に支持体全面を袋で被い、カンヴァスを重ねて画面を構成する手法に移行していきました。また近年は、躍動感のある人体のような白いフォルムが現れたり、一転して白を背景にフラットな画面に描いたりと様々な変容を見せています。
野田の作品は日々、自由に繰り返し描かれる膨大な量のデッサンから生まれます。一見、幾何学模様や植物、有機的なフォルムにも見える文様は野田が無意識に追い求めた心地よいかたちなのかもしれません。今回の新作は、それらのかたちを様々なサイズに拡大しタブローに落とし込まれたもので、その画面は絵具の層とキャンバスが幾重にも重なり、削り取られ豊かな表情となって表れています。本展は 150号の大作のほか、4mにもおよぶ連作、その他小品数点が展示されます。

スケジュール

2014年9月29日(月)〜2014年10月18日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
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