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「陽光の大地 - ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール -」展

群馬県立館林美術館
終了しました

アーティスト

大岩オスカール、半田知雄、大竹富江、間部学、豊田豊
サッカーの世界選手権大会である2014 FIFAワールドカップを目前に控え、その開催地ブラジル(正式名称:ブラジル連邦共和国)に熱い視線が注がれています。ブラジルは、人口約1億9000万人、広大な国土面積をもつ南米最大の国であり、世界中の国から移民を受け入れてきた多民族国家です。日本から見ると地球の反対側に位置し、昼夜も季節も逆転した遥か彼方の大地において、世界最大の日系人社会が形成されてきました。美術の世界においても、大正時代以降に多くの日本人画家がブラジルに渡り、風土も価値観も異なるブラジル社会の中で活躍しました。

本展では、サンパウロ在住の現代美術のコレクター、リカルド・タケシ・赤川氏により兵庫県立美術館に寄贈されたコレクションを中心に、日系人画家の活動に迫ります。具体的には、大正時代にブラジルに渡った半田知雄をはじめ、大竹富江、間部学らブラジルにおいて敬愛される画家たち、そして戦後に移住した豊田豊など、42名の作家による62点を紹介します。さらに、ブラジル生まれの新世代を代表する大岩オスカールに焦点を当て、国内に所蔵される作品を加えて展示を行います。日本を舞台に光溢れる日常世界をテーマにした作品群、不安や終末観の漂う作品群、2014 FIFA ワールドカップのために作られたポスターを含む、ブラジルをテーマにした作品群により、時間や空間を超え、ウィットやユーモアに満ちた世界観を表現する大岩オスカールの魅力に迫ります。大岩オスカールが「豊かな想像力の源」と述べたように、作家達にとってブラジルは想像力を掻き立てられるような聖地としての魅力がありました。

[関連イベント]
「大岩オスカール アーティスト・トーク」
ギャラリートーク
日時: 4月26日(土)14:00〜14:45
会場: 群馬県立館林美術館 展示室4(要観覧料)
レクチャー「日系ブラジル人アートと大岩オスカール」
日時: 4月27日(日) 14:00-15:20
会場: 群馬県立館林美術館 講堂
定員: 先着130名(申込不要・参加無料)

記念講演会「ブラジル美術の魅力-赤川コレクションを中心に-」
日時: 5月18日(日)14:00〜15:30
講師:金澤毅氏(美術評論家、中南米美術研究家)
会場:群馬県立館林美術館 講堂
定員:先着130名(申込不要・参加無料)

※イベントの詳細、その他の関連イベントについては公式ホームページよりご確認ください。

[画像: 大岩オスカール 「WWW.Com」 (2003) 兵庫県立美術館所蔵]

スケジュール

2014年4月26日(土)〜2014年6月29日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
毎週月曜日は休館(ただし5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)は休館
入場料一般 600円、大学生・高校生 300円、中学生以下・障害者手帳提示とその介護者 無料
会場群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp/
住所〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
アクセス東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号0276-72-8188
関連画像

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