「おいしいアート - 食と美術の出会い - 」 展
横須賀美術館
[画像: 上田薫 「サラダB」 (2007) 個人蔵]
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私たちにとって、「食べる」ことは生きていくうえで欠くことのできない行為であると同時に、日々の楽しみのひとつでもあります。美術の歴史をたどると、食にまつわる作品は、数多く残されてきました。西洋では、「最後の晩餐」のような伝統的な主題を描いた宗教画や、野菜や果物を描いた静物画などにおいて、食にまつわる作品を見ることができます。19世紀以降、セザンヌによって静物画が絵画表現の実験場となると、食の表現はますます多様化していきました。日本においても、食の表現は日本画・油彩画に問わず現れ、現代のアート・シーンにも引き継がれています。 本展では、「Ⅰ 食事の前に―農耕・狩猟・採集」「Ⅱ 食材の姿、色、かたち―静物画から多彩な表現へ」「Ⅲ 食卓の情景―神々の物語から現代社会へ」「Ⅳ 現代アート×食」というテーマに分け、西洋の伝統的な表現から日本の現代アートまで、食と美術の関係を紐解きながら、食をめぐる多彩な表現をご紹介します。芸術と食欲の秋、目で見て味わうアートをお楽しみください。
メディア
スケジュール
2014年09月13日 ~ 2014年11月03日
10月6日は休館