加藤泉 「Soft Vinyl Sculptures」

CAPSULE

poster for 加藤泉 「Soft Vinyl Sculptures」
© [画像: 加藤泉 Untitled(2013) 36.5×21×17cm ソフトビニール、発泡ウレタン、撮影 : 渡邉郁弘 ©2013 Izumi Kato Courtesy of the artist and Galerie Perrotin]

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自らも含めた生命の存在、今生きている現実世界の存在意義を模索しながら、プリミティブとも胎児とも評される様々な解釈を享受し、不可思議な「人」をモチーフに独自の世界を表現する加藤泉。
作家は、2007年のヴェネチア・ビエンナーレのイタリア館での公式企画展に招聘され国際的に注目を浴びました。その後国内を中心に発表してきましたが、今年は1月に香港(Galerie Perrotin)での個展を成功させ、6月にはパリ(Galerie Perrotin)での個展を控え、海外での発表に向けて本格的に始動しています。海外での個展が続く中、本展は、作家が現在精力的に取り組んでいるソフトビニール彫刻を一同に集め、新しい創作表現から 作家の視線を再認する東京では3年ぶりの個展となります。
加藤泉は、1990年代から始めた絵画を追究する中で、2000年代に入ってから木彫に取り組み、現在に至るまで絵画、彫刻と精力的に発表し続けていますが、2010年より、新しくソフトビニール素材を用いた彫刻を制作し始めています。幼少の頃から、ウルトラマンや怪獣のソフトビニール人形に馴染み育った作家にとって、ソフトビニールは とても魅力的な素材として作家の発想に刺激を与えました。当初は、自身が造形して制作されたソフトビニールの 素体(人型)にペイントし、革や木など別の素材を組み合わせて立体作品にしていましたが、現在多様な展開をしながら、さらなる進化を続けています。
作家にとってソフトビニール彫刻の制作行為は、木彫よりもペインティングに近い感覚があると言います。木彫は、丸木から掘り出 すことで造形がつくられますが、柔軟なソフトビニールは 思案しながら造形を変形させて創りあげていきます。その作業は、二次元の画布上の虚構世界を油彩によって自在に変化させながら 完成させる制作過程に近く、立体と平面という違いはあっても、より作家がペインティングに立ち向かう創作手段に似ているのです。
また、本展覧会に併せ、今までのソフトビニール彫刻を総括した 作品集と、ソフトビニール人形(限定カラー)を発売いたします。 そして、展覧会初日はキュレーターの藪前知子氏をお招きし、ソフトビニール素体制作に携わった金正のどか氏と、作品集のデザ インを担当した重実生哉氏と作家とのトークを会場で行います。

[関連イベント]
オープニングトーク
日時: 2014年5月24日(土)17:00-18:00
藪前知子(キュレーター)×加藤泉×金正のどか(リンデン・ディレクター)×重実生哉(デザイナー)

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スケジュール

2014年05月24日 ~ 2014年06月29日

アーティスト

加藤泉

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