終了した展覧会・イベントです

「黄土の大地に咲く、紙の花々。」 展

世田谷文化生活情報センター 生活工房
終了しました
展覧会の舞台となる中華人民共和国・陝西省延川(せんせいしょうえんせん)は、黄河の上流から中流域に広がる黄土高原に位置しています。人々は大地に横穴を掘って作る住居ヤオトンに暮らし、その年の瀬には窓の障子を貼り替え、そこに窓花(まどはな)と呼ばれる赤い切り紙を貼って年迎えをします。年々歳々、作り続けることで伝えられてきた窓花、それはまさに黄土の大地に咲く花のようです。本展では、切り紙の造形美を伝えることはもちろん、訪れる人がフィールドワーカーとなって、黄土高原の生活を体感するような展示空間をつくります。

協力:下中菜穂、丹羽朋子、福岡アジア美術館
会場: 生活工房/ワークショップA(4F)/ワークショップB(4F)/生活工房ギャラリー(3F)

[関連イベント]
(1)プレワークショップ「中国の靴の中敷づくり」
女性たちは家族のために小麦粉糊で何枚も布を貼り合わせて靴の中敷を作ります。家にある布も持ち寄って中敷を作りましょう。(完成作品は会期中展示します)
日時: 2月9日(日)13:00~16:00
講師: 丹羽朋子(文化人類学者)、下中菜穂(造形作家) 
参加費: 大人1000円(小中高校生500円)
定員: 申込先着20名

(2)ギャラリートーク+ワークショップ「あの世とこの世をつなぐ紙のかたち」
中国ではお葬式やお墓参りに「紙花」という紙製の衣服・お金・車・家電などをお供えします。日本のお盆や他の国の死者への供物も見ながら、さまざまな死生観について考えてみませんか?そしてご先祖様や大切な人を想いながら紙の贈り物を作りましょう。(完成作品は会期中展示します)
日時: 3月1日(土)13:00~15:30
講師: 下中菜穂(造形作家)  
参加費: 大人1000円(小中高校生500円)
定員: 抽選20名
締切: 2月19日(水)必着

(3)ギャラリートーク+ワークショップ「窓花をつくろう」
フィールドワークのお話を聴き、農村の女性たちが「窓花」を切る映像を観ながら、実際にハサミを使って窓花を作ります。
日時: 3月9日(日)13:00~15:30
講師: 下中菜穂(造形作家)  
参加費: 大人1000円(小中高校生500円)
定員: 抽選20名
締切: 2月27日(木)必着

(4)上映会「ヤオトン造りの小さな取決め」
ヤオトン造りの過程を撮影し、2012年のジャン・ルーシュ国際映画祭で無形文化遺産賞を受賞したドキュメンタリー映画。上映後にはゲストによるミニトークもあり。
日時: 3月15日(土) 13:00~15:00/16:00~18:00
監督: エロディー・ブロッソー/DVD/90分/中国語/日本語字幕
ゲスト: 下中菜穂(造形作家) 
参加費: 500円
定員: 当日先着各70名

※関連イベントのお申込み方法は、公式ホームページをご確認下さい。

スケジュール

2014年2月28日(金)〜2014年3月16日(日)

開館情報

時間
9:0021:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
11:00~19:00
入場料
展覧会URLhttp://www.setagaya-ldc.net/program/237/
会場世田谷文化生活情報センター 生活工房
https://www.setagaya-ldc.net/
住所〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー内
アクセス東急田園都市線・東急世田谷線三軒茶屋駅直結
電話番号03-5432-1543
関連画像

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