田中望 「ものおくり」

アートフロントギャラリー

poster for 田中望 「ものおくり」
[画像: 田中望 「阿仁」 1167x1167mm パネルに綿布、水干、岩絵の具、墨、箔、モデリングペースト ]

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東北という地域を出発点に、震災と原発問題以降、その地域の伝統と世界との関わりなどより大きな主題へと移行してゆく作家、田中望。2014年のVOCA展での大賞以来初の個展となります。田中は東北の様々な地域でレジデンスをしながら、その地域の伝承をお年寄りから聞いたり、地誌を調べたり、そこで発見したことを絵のモチーフに組みこんでゆきます。うさぎは古今東西、象徴的な意味を持って描かれますが、田中さんの作品では月に映るうさぎから、月の象徴でもあり、その満ち欠け、季節の移ろい、生や死という意味を持っているようです。
田中は今年、秋田県の上小阿仁村というところでレジデンスをし、この「阿仁」という作品を描いています。この作品も見聞きした山村の暮らし、芸能を背景とした作品であるといいます。地域の芸能は天候を神に祈る儀式を元にしたものも多いはずで、この作品で描かれているのも、天候と深く関わる「食」が主題となっています。よく見ると、作品の地面にあたる部分には文字や地図を見ながら地面を測っているようなしぐさのウサギも描かれています。江戸時代の検地の様子を描いた画を連想させます。アートフロントギャラリーの今回の展覧会では、定期的に田中さんによる作品解説をホームページで紹介を予定しております。

メディア

スケジュール

2014年10月10日 ~ 2014年10月26日

オープニングパーティー 2014年10月10日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

田中望

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