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[画像: アブラハム・クルズヴィエイガス「Selfportrait as a sparkling frontierman, embracing the portrait of Gilberto Bosques, listening to pirekuas and gulping down esquites outside of the cathedral 」(2014)]

アブラハム・クルズヴィエイガス 「Autodestrucción5: Netsukumogamishungaseppuku」

ラットホール・ギャラリー
終了しました

アーティスト

アブラハム・クルズヴィエイガス
メキシコ人アーティスト、アブラハム・クルズヴィエイガスの個展を開催いたします。作家がギャラリーで滞在制作を行ない、新作を発表する本展は、日本で初めてクルズヴィエイガスの作品を目にすることができる機会となります。1968年メキシコシティに生まれ、現在も同地を拠点に活動するアブラハム・クルズヴィエイガスは、80年代後半から90年代にかけてメキシコシティで起こった、コンセプチュアル・ アートの潮流の中心的作家として注目を集め、経済・社会・政治・歴史といった諸条件における、アイデンティティや自己構築の問題を問う作品でよく知られています。クルズヴィエイガスは、廃材や屑鉄、再生プラスチックや動物の排泄物といったファウンドオブジェを用い、小さな自律した立体作品から大型の建築的インスタレーションまで、幅広い作品を制作しています。ファウンドオブジェは、彼の手によってそのテクスチュアや形が大きく変化させられ、特定の場所や時間、そして特定のコンテクストがもつ意味や解釈にズレを発生させる、ダイナミックなアッサンブラージュへと姿を変えます。故郷メキシコシティや幼少期を過ごしたセルフ・ビルドの家に見られる、即興的な手仕事にルーツをもつ彼は、労働経済や生産形式、工業製品と業手工品の対立に関する思考を、作品を通じて探究しています。ゆえに彼の制作プロセスでは、制作している場所や即興といった要素が大きな核を占めています。滞在制作による本展では、根付や春画、そして生け花といった日本の伝統美術を参照し、「アレンジメント」という概念のもと、小さなファウンドオブジェからなるハンギング・スカルプチュアが発表される予定です。

スケジュール

2014年7月4日(金)〜2014年9月14日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、日曜日

オープニングパーティー 2014年7月4日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.ratholegallery.com/exhibitions/2014/02Abraham/release-jp.htm
会場ラットホール・ギャラリー
http://www.ratholegallery.com
住所〒107-0062 東京都港区南青山5-5-3 B1F
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩5分
電話番号03-6419-3581
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