神山亜希子 「Lyrical Drama」

バンビナート・ギャラリー

poster for 神山亜希子 「Lyrical Drama」
画像: 神山亜希子 「untitled」 (2014) crayon on paper 00.0×00.0cm

このイベントは終了しました。

神山亜希子は、学部2年より版画を専攻、大学院修了時にはエッチング、ドライポイントで制作した作品群を「It passes」と題し発表しました。モノクロ1色で描かれ、「タシスム」を思い起こさせる激情的な線描は墨で描いたようにも見えました。また退廃的で終末の光景を思わせる場面は、具象と抽象の入り混じった叙情的抽象と呼べるものでした。それら銅版画の作品に対して、本展でも発表の中心となるドローイングは、一転してカラフルな作品が多いものの、決して明るく華やいだ印象ではありません。神山は、実際に見た景色だけでなく、イメージを増幅させ、実際には存在しない叙情的な光景を主に描いています。そこに描かれた人物は、ただ座っていたり、誰かと一緒にいたり、洗濯物を干していたりします。はっきりと表情が描かれない人物像からは感情を読み取ることができず、カラフルな色彩で描かれているにも関わらず、不穏な空気を生み出し、時に茫然と立ちすくみ、戸惑い、迷っているようにも見えます。人々の普通の営みを目にする中で、作家がふと感じた本質や普遍性を留めようと描いた作品を、ドローイングを中心に銅版画、木版画を発表します。

メディア

スケジュール

2014年08月30日 ~ 2014年09月14日

アーティスト

神山亜希子

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use