オスカー・ディアズ 「エルメスコープ」

メゾンエルメス

poster for オスカー・ディアズ 「エルメスコープ」

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万華鏡(カレイドスコープ)の中に見える小さなオブジェは、カラフルで、きらきらと輝いていて、とても大切なもののように見えます。暗がりの向こうに果てしない模様が広がるその不思議な仕組みに魅了されながら、変わり続ける映像をずっと眺めていた記憶はありませんか?

エルメスのスカーフ“カレ”も、まるで万華鏡のように無限のパターンが織りなす小宇宙。デザイナーのオスカー・ディアズは“カレ”に着想を得て、メゾンエルメスのウィンドウに万華鏡を創り出しました。

ディアズが万華鏡に見出したのは、科学と自然の関係、そして幾何学図形の世界でした。万華鏡が映し出すシンメトリーこそが自然界の進化をつかさどる軸であり、動物や植物がみせるシンメトリー性は、萌え出ずる春と、連綿と続く生物界のメタモルフォーズ(変身)を想起させます。万華鏡の中に果てしなく広がるのは幾何学図形の連続。少し離れて見ると、ウィンドウの上には記号のようなものが描かれていて、通りゆく人をこの万華鏡へと誘います。

数学的思考と調査に緻密な計算や実験を経て実現した、色と形が繰り広げる永遠のメタモルフォーズ。遠景にはエルメスの製品を乗せて回る歯車、近づくと小さな覗き窓、その奥には無限に展開するシンメトリーの世界。マクロとミクロの世界が万華鏡というトリックを通じて融合し、エルメスの製品は別の姿へと進化し続けるのです。

[画像: © Satoshi Asakawa / Courtesy of Hermès Japon]

メディア

スケジュール

2014年03月19日 ~ 2014年05月06日

アーティスト

オスカー・ディアズ

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