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「ネガ・アフターイメージ」展

Up & Coming
終了しました

アーティスト

木村剛士、池島康輔、木戸龍介、古賀義浩、中里洋介
ネガ・アフターイメージは【陰性残像】などを意味する言葉で、補色残像を指します。赤を見ると緑の残効が発生するように、私たちは日々生み出される全事象から情報の裏側(負の方向性)を無意識に認識しています。緑の平原が一瞬で褐色の荒野になることを私たちは知り、それはまるで過去から現在までの時間のステレオグラムの様な大きな陰性残像を見せつけられたようでした。この事はありふれた日常を強烈な補色効果で照らし、私たちの盤石な足下が崩れ去り、存在そのものの有り様を考えることになりました。本展覧会の作家が扱う作品にもこの事は大きくリンクしています。物質のあらゆる角度に問題意識を持って物理的に、概念的に彫り込んでいます。物質=現実に接触してクリティカルに介入することにより、より強く現実を照らし出す問題を生むものと考えます。見慣れた物質に新たな補色視点を与えることで、物質から世界に新たな始まりの「始点」を与えることが出来るのではないでしょうか。

スケジュール

2014年9月13日(土)〜2014年10月25日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
火曜日
備考
金曜日・土曜日は20:00まで開館
入場料無料
会場Up & Coming
https://upandcoming.tamabi.ac.jp/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-18
アクセス東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口より徒歩4分
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