和久六蔵「Pathography」

サードディストリクトギャラリー

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アーティスト

和久六蔵

今年5月に蒼穹舍から刊行した写真集『Pathography/荼毘の夏』の中から厳選した23点を展示。タイトルの「Pathography」は、過去の病歴や、精神疾患が個人の人格や業績、犯罪などに及ぼした影響や意義を探る医学領域、病跡学。「私は、目に見えないものも案外写真には写りこむものだと思っています。透けて見えると言った方が妥当かもしれません」と語る和久六蔵の撮影行は、「見えるものと、見えてくるもの」「写るものと、写り込むもの」の間隙を、とても神経質に、そしてとても慎重に掬い上げるような収集作業である。

スケジュール

2015年10月20日(火)〜2015年11月1日(日)