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F/T 15 地点×空間現代「ミステリヤ・ブッフ」

にしすがも創造舎
終了しました

アーティスト

地点、三浦基、空間現代
1917年のロシア革命を背景に、方舟にのった労働者たちが地獄や天国をめぐり、約束の地へとたどり着くまでを描いた、マヤコフスキーの戯曲『ミステリヤ・ブッフ』。聖書の物語をパロディー化し、豊かな詩性と笑いで彩ったロシア・アヴァンギャルドを代表する祝祭劇に、地点と空間現代、共にジャンルの先端を行くグループがタッグを組み、挑みかかる。戯曲の言語を徹底的に解体、再構築しながら、その本質を引き出していく地点・三浦基の演出と、変則的展開を多用し、既成の音楽のセオリーを脱構築する空間現代の楽曲、演奏。両者のぶつかり合いが生み出すスリル、エネルギーは2013年のアトリエ公演『ファッツァー』でも実証済みだが、今回はさらに広い空間で、聖性と混沌とがない交ぜになった壮大な劇を展開する。およそ100年前にマヤコフスキーが憧れた「新世界」。その眺めはどのように、現代に立ち現れるだろう。

[関連イベント]
シンポジウム 「ロシア演劇の現在」のご案内
チェーホフとスタニスラフスキーの時代、マヤコフスキーやメイエルホリドらが活躍を始めたロシア・アヴァンギャルドの時代、革命、ソビエト時代、その崩壊から現代へ至るまで――。ロシアにおいて、演劇はつねに文化の中心でした。社会のあり方が変容するなかで、演劇や劇場はどのように社会と関わり、何を更新し、どのような問題に直面して来たのか。今まさにロシア演劇の第一線で活躍する演出家アンドレイ・マグーチー氏をお迎えし、ロシア演劇の現在についてお聞きしながら、現代社会における演劇と劇場について考察します。
日時: 11月28日(土) 14:00〜16:00
会場: にしすがも創造舎
料金: 入場無料(要予約)
言語: 日本語・ロシア語(日本語通訳付)
出演: アンドレイ・マグーチー(演出家/ボリショイ・ドラマ劇場芸術監督)、三浦基(演出家/地点)

スケジュール

2015年11月20日(金)〜2015年11月28日(土)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開演時間: 19:30、11月24日は休演
入場料一般 4500円、学生 2600円、高校生 1000円
展覧会URLhttp://www.festival-tokyo.jp/15/program/chiten/
会場にしすがも創造舎
http://sozosha.anj.or.jp
住所〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 旧朝日中学校
アクセス都営三田線西巣鴨駅A2出口より徒歩1分、都電荒川線新庚申塚駅より徒歩3分
電話番号03-5961-5200
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