終了した展覧会・イベントです
[画像: 富田菜摘 「秋葉原遊郭之図」ミクストメディア、雑誌(AKB記事) 51×80cm(部分)]

富田菜摘 「平成浮世絵ー役者舞台之姿絵」

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

富田菜摘
富田菜摘の代表的な作品は、自転車や電子機器などの金属廃材で作られた、キュートで愛らしいカメやザリガニ、ワニ、鳥などの動物の立体作品で、大きいものは約 2m、中には椅子のキャスターをそのまま仕込み、子供がその上に跨いで乗ることもできるようになっています。富田が金属の作品と並行して発表しているのが、新聞や雑誌の切り抜きを使った等身大の人物作品です。それぞれの作品には彼女がイメージしたキャラクターと名前が付けられ、メタボおじさん「鈴木虎之介」は新聞の健康欄に見入り、モテキャラ女子大生「山田友里」は雑誌cancam でと、その表情や服装、スタイルは彼らを象徴する素材で驚くほど精巧に作られています。さらに、近年は人物作品と同じ手法で雑誌や新聞を素材に浮世絵を思わせる半立体状レリーフの作品を発表しています。前回の個展では国会乱闘をモチーフに絵巻物の鳥獣戯画をベースとして、騎馬戦で戦う表情豊かな議員たちを現代の人間群像としてリアルに表現しました。今回の新作は、人物レリーフ浮世絵シリーズの新作で人気アイドルがモチーフになっています。「浮世」には、その時代の最新流行、当世の好色の意味がありますが、浮世絵はその時代の息吹をリアルに描いた絵画で、富田は「今」をテーマに現代の浮世絵を作ってみたいといいます。当世の人気アイドル(AKB、ジャニーズ、宝塚など)の役者絵の浮世絵は、それぞれが雑誌「ポポロ」、「Myojo」、AKB の新聞記事などを素材に表情豊かに作られ、その他EXILE の武者絵や読者モデルの小町娘など、5~7 人を一組として、約10 点のレリーフ(総勢約30 人)が登場します。さらに金属を素材に動物などの新作も数点展示します。

スケジュール

2015年3月2日(月)〜2015年3月20日(金)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
備考
休館日: 日曜日
入場料無料
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
関連画像

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