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植松奎二 「Invisible Force - 見えない力 -」
ユミコチバアソシエイツ
終了しました
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アーティスト
植松奎二
作家は、重力、引力、磁場といった、通常意識する事のない見えないものを視覚化し感じさせる作品を一貫して制作し、その普遍的な見えない力の法則から、世界の構造、存在、関係をよりあらわにしようとしてきました。今展では、近年から現代につながる新作に焦点を当てます。
1989年から制作され始めた「Floating Form」や「Touch of Spiral」 (1990) に引き続き今に至る「Invisible Force」のインスタレーションを展開した今回の展示空間は、作家の依然として継続する「見えないものとはなにか」という問いかけに、再び対峙しようとするものです。銅板でつくられた紡錘体・円柱体と石とが天井を支点に均衡を保つこのインスタレーションは、物質と物質、あるいは物質と建築との間、緊張と均衡の間にある「見えない力」を私たちに喚起します。また、同時に壁面全体には、ドローイング—斜めのストロークを木炭で力強く断続的に描いた「連続の場—軸」を展開することで、空間は完成します。大きなストロークの連続・反復で描かれるドローイングは作家にとって、最も身体的な行為と言えるかもしれません。
「Invisible Force」の彫刻が垂直方向へ働く見えない力をダイナミックに提示しているのであれば、ドローイングはあたかも地球の自転軸 (「Axis」) のように、静寂で永続的な水平方向へのエネルギーを可視化します。
「みえる構造・存在・関係をあらわにみえるようにすること。みえない構造・存在・関係をみえるようにすること。みえる構造・存在・関係をみえなくすること。」
この世界を成り立たせている最もシンプルかつ普遍的でありながら、日常の視覚体験の中では意識することのない「見えない力」を、作家は提示し続けているのです。
1989年から制作され始めた「Floating Form」や「Touch of Spiral」 (1990) に引き続き今に至る「Invisible Force」のインスタレーションを展開した今回の展示空間は、作家の依然として継続する「見えないものとはなにか」という問いかけに、再び対峙しようとするものです。銅板でつくられた紡錘体・円柱体と石とが天井を支点に均衡を保つこのインスタレーションは、物質と物質、あるいは物質と建築との間、緊張と均衡の間にある「見えない力」を私たちに喚起します。また、同時に壁面全体には、ドローイング—斜めのストロークを木炭で力強く断続的に描いた「連続の場—軸」を展開することで、空間は完成します。大きなストロークの連続・反復で描かれるドローイングは作家にとって、最も身体的な行為と言えるかもしれません。
「Invisible Force」の彫刻が垂直方向へ働く見えない力をダイナミックに提示しているのであれば、ドローイングはあたかも地球の自転軸 (「Axis」) のように、静寂で永続的な水平方向へのエネルギーを可視化します。
「みえる構造・存在・関係をあらわにみえるようにすること。みえない構造・存在・関係をみえるようにすること。みえる構造・存在・関係をみえなくすること。」
この世界を成り立たせている最もシンプルかつ普遍的でありながら、日常の視覚体験の中では意識することのない「見えない力」を、作家は提示し続けているのです。
スケジュール | 2015年9月4日(金)〜2015年9月30日(水) 開館情報
オープニングパーティー 2015年9月4日(金) 18:00 から 20:00 まで | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 入場料 | 無料 | ||||
| 会場 | ユミコチバアソシエイツ http://www.ycassociates.co.jp/  | ||||
| 住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 3F | ||||
| アクセス | 東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅1c出口より徒歩1分、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩11分 | ||||
| 電話番号 | 03-6276-6731 | ||||
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