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[画像: アルフレッド・シスレー 「サン=マメスのロワン河」 (1885) 油彩、カンヴァス]

「アルフレッド・シスレー展 - 印象派、空と水辺の風景画家 -」

練馬区立美術館
終了しました

アーティスト

アルフレッド・シスレー
日本国内に所蔵されている作家の風景画約20点を中心にその画業を紹介します。まず、第1章では印象主義的作風が顕著になる1870年代からパリ近郊の村モレ=シュル=ロワンに居を構えた最晩年の1890年代までを追いかけます。続いて、第2章ではシスレーが描き続けたセーヌ川とその支流を巡る情景が、実は19世紀の近代化、つまりテクノロジーによって河川の姿が変貌を遂げたことにより成立したという視点から、描かれたセーヌ川について検証します。そして、第3章では作家によって確立された印象主義の風景画のスタイルが、日本の画家にも影響を与えていることに注目し、具体的な作品を通して、その影響関係について考察します。
作家の画業を油彩画や資料など総数約50点から、「テクノロジーと描かれた河川」そして「シスレーの日本における影響」というこれまでにない新しい2つの視点を踏まえ見つめます。

[関連イベント]
絵画を考える特別講演会
※各回定員70名(中学生以上)
1. シスレー芸術の魅力 - 空と水辺 -
日時: 10月3日(土) 14:30~16:00
講師: 島田紀夫 (実践女子大学名誉教授、石橋財団ブリヂストン美術館前館長)

2. 「絵になる」川の眺めを探して
日時: 10月10日(土) 14:30~16:00
講師: 萩島哲 (九州大学名誉教授)

3. テクノロジーが支えた印象派の水面 - セーヌ川革命の19世紀
日時: 10月17日(土) 14:30~16:00
講師: 佐川美加 (セーヌ川研究家、「パリが沈んだ日―セーヌ川の洪水史」著者)

4. アルフレッド・シスレーと作品の行方:コレクター、画廊、美術館
日時: 10月31日(土) 14:30~16:00
講師: 小泉順也 (一橋大学大学院准教授)

5. 印象派の風景画 - 日本近代洋画との関係
日時: 11月7日(土) 14:30~16:00
講師: 小野寛子 (練馬区立美術館学芸員)

アルフレッド・シスレー バースデーコンサート
美術館閉館後、ピアノとヴァイオリンによるコンサートを開催します。
日時: 10月30日(金) 閉館後

※各詳細は公式ホームページからご確認下さい。

スケジュール

2015年9月20日(日)〜2015年11月15日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
入館は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館。
入場料一般 1000円、大学生・高校生・65~74歳 800円、中学生以下・75歳以上 無料、障害者手帳提示 半額
展覧会URLhttp://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10066
会場練馬区立美術館
http://www.neribun.or.jp/museum.html
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス西武池袋線中村橋駅より徒歩3分
電話番号03-3577-1821
関連画像

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