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栗木達介 「現代陶芸の鬼才」

東京国立近代美術館工芸館
終了しました

アーティスト

栗木達介
栗木達介(1943-2013)は既成の伝統や常識にとらわれず、やきものの素材と特質を自らの視点と思考でとらえた造形を繰り広げ、現代陶芸に対する問題意識を表してきました。手びねりの“オブジェ陶”で独自のかたちを追求し、《しろとぎんの作品》(1974年)や《這行する輪態》(1976年)などの“動くかたち”を主題にした作品で圧倒的な技量と存在感を発揮しました。1980年以降は、陶の概念を再認識して器の構造を見直し、かたちと装飾とを一体的にして新たな形態を構築しました。本展は、初期の器を含め代表的なオブジェ作品、そして後年の伝統の器とオブジェの狭間に在る新たな陶芸を追求した作品約90点を厳選して構成します。自らの思想に徹した造形とその美をとおして、現代の陶芸の可能性を問い続けた栗木達介の創作の世界を展観いたします。

スケジュール

2015年10月8日(木)〜2015年12月13日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
※入館は閉館の30分前まで。展示替期間、年末年始休館。月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌日火曜日休
入場料一般 700円、大学生 400円、高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/cg/exhibition/kurikitatsusuke/
会場東京国立近代美術館工芸館
http://www.momat.go.jp/cg/
住所〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1
アクセス東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩8分、 東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口より徒歩12分
電話番号03-5777-8600