終了した展覧会・イベントです

「遊亀と靫彦 - 師からのたまもの・受け継がれた美 - 」

宇都宮美術館
終了しました

アーティスト

安田靫彦、小倉遊亀
端正な線と豊麗な色彩で多くの歴史人物画を残した安田靫彦(やすだゆきひこ)[1884-1978]。その愛弟子で、モダンで新しい日本画表現に果敢に挑んだ小倉遊亀(おぐらゆき)[1895-2000]。二人の画家は、共に近代日本画の歴史に大きな足跡を残しました。奈良女子高等師範学校卒業後、教鞭をとりながら絵画制作を続けていた遊亀は、1920(大正9)年、靫彦に入門。遊亀独自の絵画世界へ向けて確かな一歩を踏み出します。そして、この師弟をつないだとも言えるのが、「大和の生き字引」と言われた歴史学者、水木 要太郎(みずきようたろう) [1865-1938]でした。水木は、靫彦が奈良に内地留学した際に親しく交流を持ち、また、遊亀の高等師範学校時代の恩師でもありました。本展覧会では、安田靫彦、小倉遊亀、それぞれの名品をご覧いただ き、さらに、広範囲な文物のコレクターでもあった水木の旧蔵品から、 二人と関係する作品や資料を展示いたします。また、宗達など古人の残した作品の研究を重ね、自らの制作に生かした靫彦の遺愛の古美術品なども取り上げます。こうした様々な視点から安田靫彦と小倉遊亀をご覧いただくことにより、それぞれが生み出した美と、師から弟子へと引き継がれたものを感じ取っていただく、またとない機会となるでしょう。

スケジュール

2015年4月5日(日)〜2015年5月17日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
備考
4月30日(木)・5月7日(木)は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 500円
会場宇都宮美術館
http://u-moa.jp/
住所〒320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
アクセスJR宇都宮駅西口より関東バス(豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館行き)「宇都宮美術館」下車、JR宇都宮駅よりタクシー20分
電話番号028-643-0100
関連画像

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