遠藤利克 「空洞説 - 水の座」

スカイ・ザ・バスハウス

poster for 遠藤利克 「空洞説 - 水の座」
《足下の水》2003年 インスタレーション 於: 越後松之山「森の学校」、新潟

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本展ではギャラリーの床に穴が掘られ、水を満たした金属製の箱が埋め込まれます。またそれに対峙するように壁には柩のような空の箱が取り付けられます。鑑賞者は、水によって強調された地中の空洞を感じながら、目の前の空の箱を見ることになります。このような、いわば空洞の上で、空洞をみつめるという状態に置かれたとき、ただ見ることを越えた身体的な感触が立ち現れ、遠藤の提示する「空洞説」の世界へと引き込まれていくことになります。さらには副題の〝水の座〟が示すように、足の下の水を湛えた空洞はそれによって水平性が強調され、目の前の壁面が垂直であると強く意識されてきます。この水平と垂直の関係は、今どこに自分が存在しているのかを考えさせる装置となります。足の下と目の前が空洞であるがゆえに、感覚は天文学的なスケールにまで引き延ばされ、最終的には宇宙の中で自分が今どこに立っているのかという問いにまで行き着くことでしょう。

メディア

スケジュール

2015年07月03日 ~ 2015年08月01日
日曜日・月曜日・祝日は休廊

アーティスト

遠藤利克

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