終了した展覧会・イベントです
[画像: 「三宅一生『馬の手錠』を着た小夜子」 撮影:横須賀功光 1975年]

山口小夜子 「未来を着る人」

東京都現代美術館
終了しました

アーティスト

生西康典、掛川康典、宇川直宏、エキソニモ、森村泰昌、山川冬樹
神秘的な東洋の美を体現するトップ・モデルとして、世界のモードを席巻した後も、「着ること」をテーマに異なるジャンルを横断するクリエーター、パフォーマーとして活躍した山口小夜子。晩年には若い世代のアーティストたちとのコラボレーションを行い、最後まで時代の最先端を走り続けた彼女の軌跡が、2015年春、展覧会としてよみがえります。1970年代初頭より、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に一世を風靡するとともに、国内に向けても日本女性の新たな美を提示した山口小夜子。彼女が晩年の数年間、若い世代の表現者たちと、ファッション、音楽、映像、演劇、朗読、パフォーマンス、ダンスなどが混在する実験的な試みを行っていたことは、これまで十分に紹介されてきませんでした。本展覧会は、彼女の生涯を振り返りつつ、常に時代の先端を走り続けたその遺伝子を未来へと渡すものです。その軌跡を通して、世界を視野に独自性を形成していった70年代以降の日本文化の、極めて重要な一断面が明らかになるはずです。
本展は二つの要素が入り込んだものとなります。ひとつは、コラボレーションを通じて、時代やジャンル、東洋と西洋、オーバーグラウンドとアンダーグラウンドなど、異なるものをつなぎ、山口小夜子というひとつのジャンルを打ち立てたというべき軌跡を、アーカイブとともに迫るものです。もうひとつは、彼女の身辺で活動した後、現在のシーンにおいて大きな影響力を持つ先端的な表現者たちが、小夜子に掲げる新作インスタレーションです。小夜子の声、姿、気配が充満する空間で、彼女の未だ終わらない物語を体感してください。

会場: 東京都現代美術館 企画展示室B2F

[関連イベント]
-小夜子メイクを完成させたアーティスト、 富川栄によるメーキャップ・ワークショップ&トーク
日時: 2015年5月16日(土) 14:00〜16:00
場所: 東京都現代美術館講堂 B2F
定員: 100名様※イベント当日、11時よりエントランス付近にて整理券を配布します。
参加費: 不要。ただし、本展チケットの提示が必要です。

-小夜子が習ったダンスメソッド、伊藤道郎の「テン・ジェスチュア」を体験するワークショップ
日時: 2015年5月31日(日) 14:00〜15:30
場所: 東京都現代美術館講堂 B2F
定員: 20名様※イベント当日、11時よりエントランス付近にて整理券を配布します。
参加費: 不要。ただし、本展チケットの提示が必要です。

スケジュール

2015年4月11日(土)〜2015年6月28日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
展示室入場は閉館の30分前まで
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12/28〜1/1)
備考
5月4日(月)は開館、 5月7日(木)は休館
入場料一般 1200円、大学生・65歳以上 900円、高校生・中学生 600円、小学生以下無料
展覧会URLhttp://www.mot-art-museum.jp/exhibition/sayokoyamaguchi.html
会場東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/
住所〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
アクセス東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営地下鉄大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩13分、東京メトロ東西線木場駅3番出口より徒歩14分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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