終了した展覧会・イベントです
[画像: 秋山庄太郎 「スタンレー・ウィリアム・ヘイターのアトリエにて」]

「パリの四ヵ月 銅版画家・浜口陽三と写真家・秋山庄太郎」展

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
終了しました

アーティスト

浜口陽三、秋山庄太郎
人物ポートレートやライフワーク「花」をはじめ、独特の叙情的作風で写真界の第一線で活躍した秋山庄太郎。同作家は40歳の年、順風満帆だった仕事を整理し、ヨーロッパ外遊に出かける決意をします。そして1960年2月からの4ヵ月間、行く先々で風景や芸術家の肖像などをフィルムにおさめました。美しきものを写しとめる、という独自の美学に基づいた写真には一瞬のドラマがあり、被写体も風も光もまるでその1シーンのために存在するかのようです。
銅版画家・浜口陽三はパリで巨匠の名声をほしいままにし、この年はヴェネチア・ビエンナーレの日本代表作家の一人に選出されていました。秋山は、パリに着いた翌々日に浜口を訪ね、その後もたびたび行動を共にしました。外遊中に撮影されたフィルムには、浜口の刷り場やアトリエ、版画家・スタンレー・ウィリアム・ヘイターと議論する様子、ビエンナーレに沸くヴェネチアの街角が写っています。
今展では、秋山庄太郎写真芸術館の全面的な協力を得て、残されたフィルムから、パリやヴェネチアの写真、資料など50点ほどを紹介します (前後期で展示替)。多くが初公開です。浜口の銅版画については、秋山が所蔵していた中より特にお気に入りだったという「4つのさくらんぼ」を含む3点と、ヴェネチア・ビエンナーレ出品作を中心に約30点を展示します。

前期: 10月10日(土)~11月29日(日)、後期: 12月1日(火)~1月24日(日)

[関連イベント]
講演会「秋山庄太郎の欧州旅行」
日時: 10月17日(土) 15:00~16:00
出演者: 上野紀子 (秋山庄太郎長女、秋山庄太郎写真芸術館事務局長)、齋藤智志 (秋山庄太郎写真芸術館主任学芸員)
定員: 50名
参加費: 入館料+300円

銅版画・モノクロームメゾチント体験教室
日時: 11月15日(日)、11月16日(月) 14:00~17:00
講師: 江本創 (アーティスト)
定員: 各回12名
参加費: 入館料+1800円
持ち物: 下絵 (12 × 7.5 ㎝ )、汚れてもよい服装またはエプロン

※各詳細は公式ホームページからご確認下さい。

スケジュール

2015年10月10日(土)〜2016年1月24日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00から
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始・夏期・展示替え期間休館
備考
開館時間: 第1・3金曜日は20:00まで、10月17日は12:00まで、年末年始(12月24日~1月8日) は休館
入場料一般 600円、大学生・高校生 400円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20151010-20160124/
会場ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
http://www.yamasa.com/musee/
住所〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
アクセス東京メトロ半蔵門線水天宮前駅3番出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線人形町駅A2出口より徒歩8分、都営浅草線人形町駅A5出口より徒歩10分
電話番号03-3665-0251
関連画像

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