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「宮本三郎の戦後 - 再出発と深まる境地への道 - 」

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
終了しました

アーティスト

宮本三郎
戦時下も従軍画家として筆を握った宮本は、戦後、あらゆるものごとが覆った状況のなかで、再出発の道を歩み始めます。終戦の前年から身を寄せていた郷里の石川県小松市などにて風景や家族をモデルとした穏やかな日常場面を中心に描く一方、第二紀会(現・二紀会)の設立に携わり、画壇への復帰を果たしました。1948(昭和23)年には四年間の疎開生活を終えて世田谷区の自宅に居を戻し、さらにその四年後には夫人を伴って二度目の欧州旅行へと旅立ちます。50年代半ば頃からは、西洋から日本の美術界に押し寄せた抽象表現の波にもがきつつも、装飾的な画面に艶やかさを湛えた独自の作風を深化させてゆき、やがてはその晩年の到達点ともいうべき絢爛な裸婦像へと辿り着くのでした。

スケジュール

2016年8月6日(土)〜2016年12月4日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 200円、 大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示 100円
展覧会URLhttp://www.miyamotosaburo-annex.jp/exhibition.htm
会場世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/index.htm
住所〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-38-13
アクセス東急大井町線・東横線自由が丘駅正面口より徒歩6分、東急目黒線奥沢駅より徒歩8分
電話番号03-5483-3836
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