終了した展覧会・イベントです
[画像: 神谷紀雄 「鉄絵銅彩椿文鉢」 46.5×11.5㎝]

神谷紀雄 「鉄絵銅彩」 展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

神谷紀雄
「もっといい作品を作りたい。そのためには一生、試行錯誤。作品を作り続けるということは、そういうことです」と、柔和な表情ながらも断言された陶芸家・神谷紀雄氏。若い頃は10年間、青磁と向き合いましたが、「自分らしくない」と感じ、身近な草花をスケッチして器に絵付けしたところ、「ほのぼのとした雰囲気になり、これが自分の進む道」と確信。呉須より鉄が温かみがある、さらには赤い銅を入れればより温かみが増すと考えて、独自の「鉄絵銅彩」に取り組み30年。すっかり氏の代名詞となりました。毎回新たな技法に挑戦しており、今展では「白の流し掛け」をテーマに据えました。瑞々しい氏の感性がより際立つ、優しい雰囲気の作品が仕上がりました。「"神谷紀雄の白"を一生追求したい」とおっしゃいます。昨年、世界各地の陶芸家とともに滋賀県信楽の「陶芸の森」に招待され、2ヵ月間、作陶に打ち込んだ神谷氏。「イギリスやアメリカ、韓国などから集まった陶芸家は一人ひとり、作り方も考え方も異なっていました。彼らの作品を見ているうちに、自らの感覚を信じて美しさを追求し、個性的な作品を残したいという気持ちも強くなりました」。こんな経験をされた氏の作風の変化も楽しみです。和光ホールで19回目となる今展では、壺や皿など大作から暮らしの中で使いやすい小皿やカップなどの食器まで約100点が並びます。きっと、新しい神谷作品に出合えるはずです。

[関連イベント]
「神谷紀雄氏によるギャラリートーク」
日時: 7月2日(土)14:00~

スケジュール

2016年7月1日(金)〜2016年7月11日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館

アーティストレセプション 2016年7月2日(土) 14:00 から 00:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.wako.co.jp/exhibitions/503
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
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