大岩オスカール 「世界は光に満ちている」

アートフロントギャラリー

poster for 大岩オスカール 「世界は光に満ちている」
[画像: 大岩オスカール]

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大岩オスカールの作品を思い浮かべるとき、ヴェールの向こう側の世界に吸い込まれるような感覚を覚える人は少なくないでしょう。緻密なタッチや鳥瞰図的な構図を使い、新聞記事やネットの中に社会問題の糸口を見出し、何回もリサーチを重ねて下書きをし、肉付けをして大画面を仕上げていく。その画風はときに黙示録的であり、都市の片隅で日常的に起こっている残虐なシーンにも目を背けずあえてユーモアを交えて淡々とメッセージを発信していきます。アトリエで制作に励む一方で、作家はのどかな田園、里山、水のある風景を愛し、リュック一つでどこまでも身軽に旅をし、移動しながら自らのアイデンティティを問い直しているようです。今回アートフロントギャラリーでは、瀬戸内の海、隅田川、サンパウロ市内を流れるピニェイロ河を描いた作品を一同に展観します。自然光に照らされた静謐な空間に身を置くと、地球の真裏にある河川もまた瀬戸内の海につながっており、見るものを照らす陽光は遍く同じという作家の実感が伝わってくるような気がします。きらめく水面には薄い金箔が散らされ、青を基調とした光と影のグラデーションと相まって、油彩のみより一層の奥行感を与えています。実はこの《Giant Octopus 2》には兄貴分の作品が存在します。3月20日に開幕する瀬戸内国際芸術祭2016のために、男木島の空き家を舞台に描かれた襖絵がそれで、逆にこのOgi House の四季の移り変わりをアートフロントの空間で見ることもできます。

メディア

スケジュール

2016年04月28日 ~ 2016年05月22日
5月3日から5月5日は閉館

オープニングパーティー 2016年04月28日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

大岩オスカール

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