終了した展覧会・イベントです
[画像: 「女児用ワンピース・ドレス、ケープ (1855-1865年頃) 東京家政大学服装史研究室蔵]

「こどもとファッション - 小さい人たちへの眼差し」展

東京都庭園美術館
終了しました
「こどもらしさ」は、こどもが作ったわけじゃない
こどもがどんな服を着ているのかは、それを与える大人たちが「こども」という存在をどう認識しているのかを反映しています。一人前になるまでの過渡期と捉えているのか、大人とは異なる特性をもつ存在として愛すのか――。小さな体を包む服装からは、その時代・その社会に求められた「こどもらしさ」が伝わってくるのです。
消耗が激しく、良い状態で保存されている資料の少ないこども服ですが、本展では西洋の18世紀から20世紀初頭にかけての貴重な例と、明治以降の日本の洋装こども服を展示。その他、絵画、ファッションプレート、絵本、写真など150点余りからこどもの装いの変遷をたどります。オートクチュールの作品などによる作り手側の歴史とは異なる、着る人着せる人の心を読み解くファッション史です。

[関連イベント]
講演会「子どもは愛されたのか?ヨーロッパの子ども服の歴史」
日時: 7月23日(土) 14:00~15:30
会場: 新館ギャラリー2
講師: 能澤慧子(東京家政大学教授、本展監修者)

「あかちゃんとおさんぽ」
日時: 7月24日(日) 10:30~11:30
講師: 杉浦幸子(武蔵野美術大学 芸術文化学科教授)
定員: 3組

みんなで作るギャラリー・カンバセーション 「『こども』を哲学する」
日時: 7月29日(金)、8月8日(月) 14:00~17:00
定員: 30名
ファシリテーター: 土屋陽介(立教大学講師)、神戸和佳子(東京大学)

「こどもとファッション」ギャラリートーク
8月5日(金)、12日(金) 19:00〜19:40、8月19日(金)、26日(金)11:00~11:40
会場: 展示室内
トーカー: 八巻香澄(本展担当学芸員)

※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2016年7月16日(土)〜2016年8月31日(水)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
8月5日、8月6日、8月12日、8月13日は21:00まで開館(入館は20:30まで)
入場料一般: 1100円、大学生 880円 、高校生・中学生・65歳以上 550円
展覧会URLhttp://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160716-0831_children.html
会場東京都庭園美術館
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
住所〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
アクセス都営三田線・東京メトロ南北線白金台駅1番出口より徒歩9分、JR山手線目黒駅東口より徒歩10分、東急目黒線目黒駅正面口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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