終了した展覧会・イベントです
[画像: 高天原, 2015 Animated Mural and 3D Soundscape (Multiple Projectors and Speakers) 7min. 2881×19525 mm ©2015 Chiho Aoshima/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.]

青島千穂 「REBIRTH OF THE WORLD」

Kaikai Kiki Gallery
終了しました

アーティスト

青島千穂
本展覧会は、京都・カイカイキキポップアップギャラリーに続く、2015年シアトル美術館で開催された、同名の展覧会の巡回展となります。
青島千穂は1974年東京生まれのアーティスト。デビュー当時から、AdobeのIllustratorを駆使したクロモジェニックやプリントアウト作品の発表で注目を集めてきました。
しかし、これまでの発表の場は、リヨン現代美術館やヒューストン美術館など、海外が中心。日本国内での個展は、今年3月の「REBIRTH OF THE WORLD」巡回展(京都)を待たなければなりませんでした。その間に、青島は、直筆の絵画や彫刻、そして映像作品へと表現の幅を広げていきました。今回の展覧会は、そのような青島の最近作の中から、デジタル・アニメーションを取り上げます。さらに、本展のために、インタラクティブ・アニメーションも新たに制作中。巡回展でありながら、シアトル、京都とも異なる、独自のラインナップをご覧いただけます。
展示は大きく分けて3つのパートから構成されます。「異界との対話」という青島のもつ世界観が時間的・空間的な移ろいの中で表現された、映像作品「光る都市 City Glow」。米国最大の映像・メディア系博物館 Museum of the Moving Imageの2011年リオープンも飾ったこの作品が、カイカイキキギャラリーに初登場となります。そして、椹木野衣氏に「(青島の世界観が)かつてない完成度に達している」と評された、映像インスタレーション「高天原」。青島は本作を「東日本大震災とそこからの復興に影響を受け」制作したと語っております。津波や火山の噴火といった大災害から、生命が再生し繁茂する。神話的なスケール感さえ感じさせる本作を、幅10m以上、高さ2.5m以上の壁へのプロジェクションで、ご体感いただきます。
さらに、現在、制作を進めているインタラクティブ作品は、過去の映像作品同様、ニュージーランドの映像作家ブルース・ファーガソンとのコラボレーションとなります。青島の描く妖しげな魅力を備えたキャラクターが、わたしたちと交信する。カイカイキキギャラリーに、そんな奇々怪々な空間が立ち現れます。

スケジュール

2016年7月22日(金)〜2016年8月18日(木)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2016年7月22日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場Kaikai Kiki Gallery
http://gallery-kaikaikiki.com/
住所〒106-0046 東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビル B1F
アクセス東京メトロ日比谷線広尾駅1番出口より徒歩8分、都営大江戸線・東京メトロ南北線麻布十番駅7番出口より徒歩13分
電話番号03-6823-6038
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