終了した展覧会・イベントです

「サロンクバヤ - シンガポール 麗しのスタイル -」展

渋谷区立松濤美術館
終了しました
古来、航路が重なりあう交通の要衝に位置してきた国際性豊かなシンガポール。その地に生きるプラナカン(Peranakan)とは、中国系やインド系などの移民の子孫を指します。彼らはアジアのみならずヨーロッパ諸国の文化を吸収し、独自の異種混淆文化を形成してきました。そのプラナカン文化を象徴するのが、繊細なレースなどで装飾されたクバヤというブラウスと、サロンと呼ばれる色彩豊かなジャワ更紗の腰衣を組み合わせた独自のファッション「サロンクバヤ」です。この展覧会は、日本・シンガポール外交関係樹立50周年を記念して開催するもので、プラナカン文化の研究家であるピーター・リーをゲスト・キュレーターに迎え、シンガポール国立アジア文明博物館およびプラナカンの名門であるリー・キップリー夫妻のコレクションを中心に、18世紀から20世紀のサロンとクバヤ、インド更紗のローブ、ジュエリーやビーズのサンダルなど約140点を紹介します。ファッションという視点から、シンガポール文化の重層性、更に日本とのかかわりまで読み解こうとするものです。

[関連イベント]
ワークショップ「華麗なるプラナカンビーズ刺繍で小物づくり」
シンガポールの伝統的なプラナカンビーズ刺繍で小物をつくります。作品はお持ち帰りになれます。
日時: 9月17日(土) 午前の回10:00~13:00、午後の回14:00~17:00
会場: 地下2階ホール
講師: 下山田幸子(プラナカンビーズ刺繍作家)
対象: 高校生以上
定員: 各回10名
参加費: 2000円(材料費)

ワークショップ 「夏休み親子見学会&わーくしょっぷ」
「サロンクバヤ:シンガポール 麗しのスタイル」展を鑑賞後、ミニチュア民族衣装をつくります。
日時: 8月23日(火)、24日(水)14:00~16:00
対象: 小中学生と保護者
定員: 50名

講演会 「サロンクバヤとシンガポール・プラナカンのファッション (仮題)」
本展のゲスト・キュレーター、ピーター・リー氏が、サロンクバヤ、更紗、ジュエリーなどのプラナカン・ファッションおよびシンガポールの文化についてお話します。
日時: 7月31日(日)14:00~(13:30より開場)
会場: 地下2階ホール
講師: ピーター・リー(本展ゲスト・キュレーター)
定員: 80名

※お申し込み方法など詳細は公式ホームページをご覧ください。

スケジュール

2016年7月26日(火)〜2016年9月25日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
(公募展・サロン展は9:00〜17:00 ※最終日は公募展会場のみ16:00閉館)
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 500円、大学生 400円、 高校生・60歳以上 250円、小学生・中学生 100円、障害者手帳提示とその介護者1名 無料
展覧会URLhttp://www.shoto-museum.jp/exhibitions/169sarongkebaya/
会場渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
アクセス京王井の頭線神泉駅西口より徒歩5分、JR渋谷駅ハチ公口より徒歩15分
電話番号03-3465-9421
関連画像

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