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[画像: 中西夏之 「エニアグラム」 (1997) エッチング、紙 ]

中西夏之 展

Fuji Xerox Art Space
終了しました

アーティスト

中西夏之
今展では、日本の現代美術を牽引してきた中西夏之氏の作品を展示します。
中西夏之氏は、東京藝術大学で油彩を学んだ後、新たな美術表現を模索して、1962年には、卵型の「コンパクト・オブジェ」という作品を持って山手線の車内や駅のホームでパフォーマンスを繰り広げる「山手線事件」と呼ばれるイベントを高松次郎氏、川仁宏氏らと行い、注目を集めました。1960年代後半からは再び絵画表現へと向かい、精力的な制作活動を通じて、絵画をめぐる独自の理念を深めるとともに、今なお絵画の根源を問い続けています。
今回は、中西夏之氏の版画作品の中から、「エニアグラム」、「白いクサビ―日射の中で」、「arc『弓形』」の3作品19点を展示します。「エニアグラム」は、舞踏家の笠井叡氏との交流の中で構想した色彩の関係を示す図のドローイングをもとに版画化したものです。また、「白いクサビ―日射の中で」では、中西氏独特の白のX字型の筆触が縦横に展開されています。あわせて展示する「arc『弓形』」は、同時期に制作していた「弓形が触れて」シリーズに連なるもので、描線をめぐる試みの一端が見てとれます。

スケジュール

2016年9月12日(月)〜2016年11月25日(金)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.fujixerox.co.jp/company/event/hanga/exhibition.html
会場Fuji Xerox Art Space
http://www.fujixerox.co.jp/event/hanga/
住所〒220-8668 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1 富士ゼロックスR&Dスクエア 1F
アクセスJR横浜駅より徒歩8分、みなとみらい線新高島駅3番出口より徒歩3分
電話番号045-755-5111
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