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[画像: 小畠鼎子 「青艶」 (1937) 紙本着色 155×270㎝ 第9回青龍展出品]

青龍社の女性画家 小畠鼎子 「苦しみながら描くことの楽しみ」

武蔵野市立吉祥寺美術館
終了しました

アーティスト

小畠鼎子
武蔵野市では、鼎子没年に受贈した1点に加え、当館開館前の平成8(1996)年にはご遺族から〈まくり〉状態(木枠やパネルから外された、本紙のみの状態)の鼎子作品46点の寄贈を受け、以来、修復処置を段階的に進めて参りました。本展では、平成26年度から28年度までに額装作業が完了した受贈後初公開作品を中心に、戦前・戦中・戦後にかけて制作された約20点の大作をご覧いただきます。
現存作例や文献資料に乏しく、また、残された作品それぞれも決して雄弁とは言えないながら、それらを通じて私たちは、身近な草花・鳥・動物に丹念に注がれた鼎子の視線に接近し、そして、鼎子が見つめた〈戦争〉への直面を迫られることとなるでしょう。
描くこと、あるいは思いのままに描けないことに苦しみながら、筆を持つ時間「只それのみの世界に入る事」を楽しんだ、鼎子。忘れられた女性画家の画業を、今、あらためて振り返ります。

会場:企画展示室

スケジュール

2017年1月14日(土)〜2017年2月26日(日)

開館情報

時間
10:0019:30
休館日
毎月最終水曜日・年末年始は休館
備考
会期中休館日:1月25日(水)、2月15日(水)、2月22日(水)
入場料[常設展] 一般 100円 [企画展] 一般 300円、高校生・中学生 100円 [共通] 小学生以下・65歳以上・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttp://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/2016/11/post-146.html
会場武蔵野市立吉祥寺美術館
https://www.musashino.or.jp/museum/
住所〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩3分
電話番号0422-22-0385
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