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「宮本三郎の青春-その戦中までの歩み-」展

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
終了しました

アーティスト

宮本三郎
石川県小松市に生まれた宮本は、15歳のとき画家になる夢を抱き、17歳で上京します。川端画学校で藤島武二らに学ぶほか、安井曾太郎に個人的に指導を受けていました。22歳で二科展に初入選を果たし、女性や裸婦、身近な家族を描いた、みずみずしい色彩感覚と巧みなデッサン力に支えられた作品は画壇で注目されるようになっていきます。雑誌の表紙絵や挿絵などの仕事も多く引き受け、多忙な毎日を過ごしていましたが、1938年、33歳で初めての渡欧を果たします。画塾アカデミー・ランソンに通い、ルーヴル美術館で模写に励む日々は、研鑽を積み自らの画業を見つめ直す時間でした。しかし充実した滞在もつかの間、第二次世界大戦勃発とともに帰国を余儀なくされ、戦地に赴き従軍画家として制作を重ねます。戦後になると、作戦記録画を描いたことで厳しい視線を浴びるなど、戦中とは一変した価値観の中で、宮本は新たな画題に取り組むことで画家としての再出発に踏み出します。終戦という出来事を宮本にとっての一つの転換点ととらえ、本展では1945年までの画業、次の第Ⅱ期収蔵品展では、戦後から晩年の絢爛な裸婦像に到達するまでをご紹介します。

スケジュール

2016年4月2日(土)〜2016年7月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 200円、 大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示 100円
展覧会URLhttp://www.miyamotosaburo-annex.jp/exhibition.htm
会場世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/index.htm
住所〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-38-13
アクセス東急大井町線・東横線自由が丘駅正面口より徒歩6分、東急目黒線奥沢駅より徒歩8分
電話番号03-5483-3836
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