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「古伊万里唐草 - 暮らしのうつわ - 」展

戸栗美術館
終了しました
現代の食卓を飾るうつわにもしばしば描かれている唐草文様。古くは中東を起源とし、ナツメヤシやハスなどの植物文様が原形と言います。中国・朝鮮半島を経て日本へ伝来して以降、仏教装飾はもちろん、様々な工芸品にあらわされてきました。17世紀初頭に誕生した伊万里焼では初期から皿縁に装飾文様として用いるほか、主文様としてうつわ全体にあらわした作例もみられ、その意匠は花唐草・蛸唐草・みじん唐草へと展開していきました。また、唐草は単なる装飾としての役割だけでなく、連続して繋がる様に“子孫繁栄”や“長寿”などのイメージが重なり、それ自体に吉祥の意味が付与されました。“永遠に続く幸福”を願う人々の思いを背景に、18世紀以降、伊万里焼の定番の文様として庶民の間にも広く受け入れられていきました。今展では、17世紀初頭から19世紀前半にかけて製造された唐草文様の伊万里焼を約70点展示。江戸時代より人々の暮らしの中で愛されてきた古伊万里唐草の魅力に迫ります。

スケジュール

2016年7月2日(土)〜2016年9月22日(木)

開館情報

時間
10:0017:00
※金曜・土曜は10:00〜20:00
※入館受付は閉館30分前まで
休館日
月曜日、火曜日
※祝日の場合は開館し、両日とも祝日の場合は翌平日休館
展示替期間中・年末年始休館
入場料
会場戸栗美術館
http://www.toguri-museum.or.jp
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
アクセス渋谷駅ハチ公口より徒歩15分・地下鉄A2出口より徒歩12分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩10分
電話番号03-3465-0070
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