終了した展覧会・イベントです
[画像: 《芸術の浄化》1990年 キャンヴァスに油彩 徳島県立近代美術館蔵]

横尾忠則 「迷画感応術」

彫刻の森美術館
終了しました

アーティスト

横尾忠則
独学で絵画を習得した横尾芸術の本質は、5歳の時に写した「講談社の絵本」にあった宮本武蔵の絵に始まり、多種多様なイメージを取り込む現在に至るまで、“引用”にあると言えるでしょう。特にパブロ・ピカソには、1980年にニューヨーク近代美術館で大回顧展を見たことがきっかけとなり、絵画を制作することを決意したというほどの影響を受けました。
本展では、芸術家たちへの敬愛とエスプリに満ちた作品の数々を公開し、時空を超えて広がる一人の画家のアート・コスモスを紹介します。作品の主題となっている作家は、ピカソやデュシャン、デ・キリコ、ピカビアなど。世紀の芸術家や名画を前に心を開き、迷い戯れ、時には批評する様子から、横尾の絵を描く歓びや信念が伝わってきます。巨匠たちとの交感を通して横尾芸術の核心に迫ることを目指し、さらに美術史を知ることの楽しさを感じていただければ幸いです。このテーマに加えて、市販の車をアートカーとして制作し、展示しています。JR加古川線のラッピング電車に続く、“走るアート”の登場です。

スケジュール

2016年3月19日(土)〜2016年8月28日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
入場料一般・65歳以上 1600円、大学生・高校生 1200円、中学生・小学生 800円
展覧会URLhttp://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=42
会場彫刻の森美術館
http://www.hakone-oam.or.jp/
住所〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
アクセス箱根登山鉄道彫刻の森駅より徒歩2分
電話番号0460-82-1161
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します