終了した展覧会・イベントです
[画像: 長谷川瑞吉「南瓜」 油彩、8号S]

「鳴の会」 展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

熊井淳一、戸部京子、長谷川瑞吉
「鳴の会」は洋画家4名、彫刻家1名によるグループ展です。北斎が「富嶽三十六景」を出版した時の跋文(ばつぶん)に「~73才にして稍禽獣虫魚(ややきんじゅうちゅうぎょ)の骨格草木の出生を悟し得たり~」とあります。その世代を迎えている5名です。赤城山麓にアトリエを構えモデルとなる山羊と暮らし、その成長を見つめ身近な人物も同様に観察、確認を重ね「うまみ」を逃さず引き出しブロンズや木に生命を託して造型する熊井淳一氏。戸部京子さんは旅したイングランドの景色や生活のなかで発見した「お気に入りの情景」を実感のこもった鮮やかなタッチで呼吸させ、空気と色彩の音楽をもたらします。奥会津に生まれ八ヶ岳山麓で自らカボチャや土の香りのする野菜等を育て、収穫し描いている長谷川瑞吉氏。彫りの深い題材に見え隠れする「何か」をコツコツと塗り重ねています。港町横浜生まれの星野鐵之氏。描かれている建物・樹木・花々のなかに人間のあたたかみが感じられます。重厚な絵ハダからは深い友情で裏づけられた信頼と心の幅の広さが窺われます。静かな水をたたえた湖のような茂登山東一郎氏の作品はグレートーンを基調とし、繰り返し描いているビンなど器物の配列からは画面を支えている重要な秘密が潜んでいるように思えます。制作することが人生になっている五鳴の作家に、本物を探求する姿勢を紹介してもらう展覧会です。

スケジュール

2016年10月7日(金)〜2016年10月17日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します