poster for 陳若冰 展
[画像: チェン・ルオビン 「無題」 (2015) アクリル・キャンバス 120 x 120 cm]

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陳若冰の仕事は、彼が渡欧前に身につけた中国絵画の伝統や道教・儒教・仏教などの中国思想と、西欧近代を作品のなかで統合しようとする試みです。 幾何学的形態を不規則に反復して描きくことで生まれる「地」と「図」の等価関係、浅い奥行きによる装飾的ともいえる絵画空間、水墨画を思わせるアクリル絵の具の微妙な滲み、正方形と円形という極めて簡潔な形態による画面構成、画面内奥から作品外部に向かって溢れ出るかのような形而上学的な光、深い精神性を湛えながらもどこか楽しげな形態と色彩、これらによって陳若冰はとても魅力的で瞑想的な作品を生み出しています。生涯の半分以上をドイツで生活している現在、西欧文化のなかで制作する中国人画家というその基本的な立場は変わりませんが、陳若冰は中国絵画と西洋近代絵画の対立という構図を軽々と飛び超え、独自のスタイルを獲得しています。
今回の展示はタグチファインアートでの10度目の個展となります。シンプルな画面構成のなかに深さや豊かさをたたえる陳若冰の絵画世界を、ぜひこの機会にご高覧下さい。

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スケジュール

2016年10月15日 ~ 2016年11月19日

アーティスト

陳若冰

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