終了した展覧会・イベントです
[画像: 青木繁「眼」(1904) 東御市梅野記念絵画館蔵]

「画家の詩、詩人の絵 - 絵は詩のごとく、詩は絵のごとく - 」

足利市立美術館
終了しました

アーティスト

小杉未醒、青木繁、竹久夢二、正岡子規、高村光太郎、 北原白秋、 木下杢太郎、 萩原朔太郎
日本にシュルレアリスムを紹介した瀧口修造は画家と詩人は本来ひとつだと言っています。画家と詩人は 表現方法は異なりこそすれ、自身の意や情にかたちを与えるべく止みがたい思いに駆られている点ではひとつなのです。ときとして絵の果てに言葉が、言葉の果てに絵が顕れ、画家は詩を、詩人は絵を手がけました。それは、言葉でしか、あるいは絵でしか表現できないものと彼らが出会ったことによります。このとき画家は自身の内に詩人を、詩人は画家を見出します。
本展はそのような画家と詩人の展覧会です。 明治から現代までの画家と詩人の詩と絵を一堂にあつめ、彼らの絵と詩は、けっして一方が他方を補足するものではないという観点から見直す試みです。古来「絵は黙せる詩、詩は語る絵」といわれてきました。ときに絵は詩のように語りかけ、詩は絵のような豊かな色彩とかたちをありありと提示します。今後、詩と絵は越境し、ともども新たな境地を開いていくと思われます。

[関連イベント]
講演会 「祖父 清六から聞いた 兄 宮沢賢治 - 絵画について- 」 
講師: 宮沢和樹氏(林風舎代表取締役)  
日時: 4月9日(土) 14:00より 
会場: 足利市立美術館多目的ホール 
定員: 60名
参加費: 無料
*要事前申し込み。定員になり次第、受付終了。  
*展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要。

講演会「"たったいま性"について」
講師: 吉増剛造(詩人)
日時: 4月24日(日) 14:00 -  
会場: 足利市立美術館多目的ホール 
定員: 60 名 
参加費: 無料
※要事前申し込み。定員になり次第、受付終了。  
※展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要。

「学芸員によるギャラリートーク」
日時: 5月4日(水・祝)、6月5日(日) 14:00より 
※参加ご希望の方は当日14:00に美術館入口受付までお集まりください。
※参加は無料ですが、観覧料(高校生以上)が必要です。

対話型鑑賞の会「作品の声を聴こう」
日時: 4月17日(日)、 5月8日(日)各日14:00より 
対話型鑑賞とは、一点の作品を、美術の知識にたよらず自由に観て、その感想をみんなで話し合いながら作品の理解を深める鑑賞方法です。
展示室で出品作品をもとに、ファシリテーター(司会役) が参加者に質問をしながら対話を進めます。 

4月17日(日)
対象: 小学生
定員: 15名
参加費: 無料
※お子さんは保護者と離れて、年齢別に分けた子どものみのグループでの鑑賞となります。
※保護者の方は、ご希望により大人のみのグループでの対話型鑑賞にご参加いただけます。

5月8日(日)
対象: 中学生以上  
定員: 15名
参加費: 無料 ※高校生以上は観覧券が必要です。
 

スケジュール

2016年4月9日(土)〜2016年6月12日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
5月2日を除く月曜日、5月6日は休館
入場料一般700円、高校・大学生500円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2016sjijin.html
会場足利市立美術館
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
住所〒326-0814 栃木県足利市通2-14-7
アクセス東武伊勢崎線足利市駅北口より徒歩8分、JR両毛線足利駅南口より徒歩10分
電話番号0284-43-3133
関連画像

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