スコット・マイルズ 「Heal Walls」

ラットホール・ギャラリー

poster for スコット・マイルズ  「Heal Walls」
[画像: スコット・マイルズ 「Heal Walls」 (2013- 2016) アルミ、シルクスクリーン 100 x 141 x 4 cm Courtesy of the artist and The Modern Institute/Toby Webster Ltd, Glasgow]

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1975年、スコットランド生まれのスコット・マイルズは、日常的な生活空間や都市の商業空間からファウンドオブジェを掬いあげ、抽象的なかたちへと新たに作り変えた作品を発表しています。制作は様々なリサーチのもと、コンセプチュアルな視点から多様なマテリアルを用いて行われます。ときには他のアーティストの作品を引用し自らの作品に組み入れるなど、多様なアプローチを試みるマイルズの関心は、美術と経済の関係や、相互義務・相互扶助の経済的現れとしての贈与交換、そして私たちの心理や主観といったものが物理的環境にどのように刻み込まれているのかといった問題へと向けられています。
本展では、ここ数年来の彼の関心事が凝縮されたモチーフとして、彼のスタジオの扉が象徴的に登場します。壁面に展示される作品はすべて、その扉のプロポーションにもとづき、扉の実寸内に収まるサイズで制作されています。また、その扉のイメージ自体も新作のなかに実際に姿を現しています。マイルズにとってその扉とは、作品が生み出される彼の私的な空間と、外の空間とを二分するものとして捉えられています。彼は扉を作品に登場させることで、私的な日常生活と経済活動の関係や、作品が生まれるスタジオの内と外との境界について、見るものに問いかけます。またギャラリー中央に展示される立体作品は、昨年Amazonが発売した、所有者の声や習性に適応しスキルを身につけてゆく、人工知能音声アシスタント端末「Amazon Echo」にもとづいて制作されています。マイルズは、この製品の名前が古代ローマ詩人オウィディウスの「変身物語」に登場する妖精エコーに由来している点に注目し、人間とテクノロジーとの関係性を探ります。

メディア

スケジュール

2016年09月15日 ~ 2016年10月28日

アーティスト

スコット・マイルズ

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