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「 ‘ミニ彫刻’展 」

ギャラリイK
終了しました
今回の‘ミニ彫刻’展は日本大学芸術学部美術学科の講座「美術作品研究」内の‘ミニ彫刻’というプログラムに基づく初の学外展である。‘ミニ彫刻’とは日本大学芸術学部の「美術作品研究(小倉)」内で2002年に学生の提案からスタートした講義内プログラムで学生の熱意により現在も継続している。この‘ミニ彫刻’というプログラムは、プレゼンターが25cm立方以内に収まるオブジェを提示し、それに関して、その場の参加者たちとプレゼンターが提示するテーマもしくは参加者から提出されるテーマについて話し合い、そのオブジェ+コミュニケーションのワンパックでその時空の作品として成立するというものである。オブジェの規定は(1)25cm立方以内、(2)一人で持ち運べる、(3)どこでもプレゼン可能。この3条件を満たすこと。というものである。この‘ミニ彫刻’のゴールは、コンパクトな時空のコミュニケーションにより美術/芸術およびそれに関係する事柄への学生の意識の向上と、彫刻/美術制作の置かれた状況の変化に対して、先達から受け継いできた制作意思や批評力を、学生たちが卒業後の年月の中でも維持し、その方法論と着地点を模索し続ける力をつけることである。しかし、実際の講義では、このゴールと現実の学生達の関心事をバランスよく見据えながら進行するように心がけている。また。今年度は大学院の小倉ゼミでも今回の‘ミニ彫刻’展に合わせて、ゼミ内で‘ミニ彫刻’を実施し、その様子は録画して期間中会場のモニターに映されることになっている。
今回のGallery Kにおける‘ミニ彫刻’展はこの‘ミニ彫刻’のコンセプトに基づく初の学外展となるため、主目的を‘ミニ彫刻’の紹介とし、展示形式は画廊空間に合わせて若干変更を加え、オブジェの展示と作家コメントを中心として、コミュニケーションに関しては、来場者には用紙にコメントを残してもらい、さらにより多くの方々に参加してもらうためにこのfacebookページも活用してもらおうと思っている。このような観点から、今回の展示には企画者としての日本大学大学院造形芸術専攻(彫刻)・小倉ゼミの院生を中心に今までの‘ミニ彫刻’に参加した卒業生と彫刻コースの数名の教員が参加している。
出展アーティスト: 飯田竜太、飯塚七海、今村克、内山翔二郎、正親優哉、大槻孝之、大矢亨、小倉洋一、川口透、河邉ありさ、鞍掛純一、栗原利記、柴田直起、高谷茉莉、武田歩、冨井大裕、豊島鉄也、中島大一朗、なかむらまゆ、萩本花穂、松山雄太、溝口達也、三田村龍伸、宮坂直樹、森下聖大、弓良麻由子

スケジュール

2016年9月12日(月)〜2016年9月17日(土)

開館情報

時間
11:3018:30
休館日
日曜日
入場料無料
会場ギャラリイK
http://galleryk.la.coocan.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル 4F
アクセス都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩1分、東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩3分
電話番号03-3563-4578
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