「麗しき故郷(ふるさと)「台湾」に捧ぐ - 立石鐵臣」展

府中市美術館

poster for 「麗しき故郷(ふるさと)「台湾」に捧ぐ - 立石鐵臣」展
[画像: 立石鐵臣 「春」(1973)]

このイベントは終了しました。

日本統治時代の台湾で活躍した油彩画家立石鐵臣の展覧会を開催いたします。立石鐵臣は台北に生まれ、少年期に帰国し、日野尋常小学校、明治学院中学校に学びます。幼少期は病身がちでしだいに絵画に関心を深め、鎌倉で岸田劉生から、さらに東京で梅原龍三郎からと、大正と昭和を代表する二人の巨匠から指導を受け、日本絵画の将来を嘱望されました。幼少期の台湾経験もあり、再び台湾にわたり絵画、民俗研究、装丁、批評活動などに幅広く活躍。台湾近代油画の重要画家、楊三郎、陳澄波、陳清汾、李梅樹、李石樵、廖繼春、顔水龍が、台湾最大の在野油絵団体「台陽美術協会」を創立するにあたり、ただひとりの日本人として立石鐵臣が迎え入れられるなど、まさしく台湾を愛し、そして台湾から愛された画家でした。
1945年日本の敗戦により、2年間の留用期間を経て、作品も資産も全て失っての日本への引き揚げとなり、戦後はまさにゼロからのスタートでした。台湾時代に得た細密画技法は冴え渡り、日本の細密画の最高峰に至りました。台湾での様々な出会いが、戦後日本の子供たちへ昆虫図鑑や児童書の挿絵などを通して伝えられました。再び訪れることのなかった麗しきふるさと台湾へのあふれんばかりの郷愁の念が、彼の代表作「春」にこめられました。
またこの度の展覧会では、立石鐵臣が大コレクター福島繁太郎に贈った「台湾画冊」を日本初公開いたします。ここには立石の台湾への想いが凝縮されているばかりでなく、日本統治期の台湾の世相のぬくもりさえもが濃厚に感じられます。台湾で活躍した立石鐵臣の回顧展は、新たな日本近代絵画の幅を広げ、今後のさらなる台湾と日本との友好と互いの文化風土の特性を認め合う相互文化の豊かさにつながるものと確信し、展覧会を開催いたします。

[関連イベント]
ワークショップ1「細密画に挑戦!(水彩画編)」
水彩画で細密画に挑戦します。
日時: 6月18日(土) 13:00~16:00  
講師: 立石雅夫(女子美術大学名誉教授)

ワークショップ2「細密画に挑戦!(アクリル画編)」
アクリル絵の具で細密画に挑戦します。
日時: 6月25日(土) 13:00~16:00  
講師: 石田淳一(画家)

ワークショップ3「平面は、立体に、そして空間へ イメージを彫刻する」
絵を飾ると部屋の雰囲気が変わるように、「絵」は、周囲の空間を彫刻しているともいえます。音楽を聴いて生まれ出た何気ないイメージを講師との対話を通じ、自由に実体化してゆきます。
日時: 6月11日(土) 13:00~16:00  
講師:森豪男(デザイナー、武蔵野美術大学名誉教授)

※関連イベントの詳細・お申し込みは公式ホームページをご確認ください。

メディア

special discount

この展覧会はミューぽん割があります
iPhoneアプリをダウンロードして、東京と関西で開催される展覧会をお得に楽しもう!

詳細とダウンロード

スケジュール

2016年05月21日 ~ 2016年07月03日

アーティスト

立石鐵臣

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use