終了した展覧会・イベントです
[画像: ヨヘン・レンペルト 「アンテロープ」 (2013) © Jochen Lempert. Courtesy BQ, Berlin and ProjecteSD, Barcelona]

ヨヘン・レンペルト Fieldwork - せかいをさがしに -

IZU PHOTO MUSEUM
終了しました

アーティスト

ヨヘン・レンペルト
10年以上にわたる生物学研究を経て、ドイツ・ハンブルクを拠点に写真家として活動するレンペルトは、動物や植物、昆虫、人間といった多様な生きものと自然現象をモチーフとして、これまで一貫してモノクロフィルムを用いた作品制作を行ってきました。自身によりフィルムからプリントされ、アナログの質感が保たれた作品は、科学的知見に支えられた精緻な記録であるだけでなく、生を受けたものたちへの温かな眼差しを感じさせます。写真表現を牽引してきたドイツで新たな表現を確立したレンペルトがつくり出すユーモアあふれる構成と独特の直貼り手法により、作品たちが展示空間で有機的に絡み合い、私たちの暮らす地球の成り立ちにおける複層的な「せかい」と「つながり」を自由に連想する楽しさを教えてくれます。
本展では、絶滅した海鳥を記録し続ける代表作の《オオウミガラスの表皮》(1990-2016)、生態系でのつながりと共存を示唆する《ベラドンナ》(2013)、生きものの多様なフォルムを収めた《対称性と身体構造》(1995-2016)、さらに顔つきをモチーフとした《顔相学的試行》(2002) まで、最新作も含めた100点を超える作品を展示します。

[関連イベント]
アーティストトーク
ヨヘン・レンペルト本人による作品解説のほか、参加者の方からのご質問にお答えします。
日時: 10月29日(土)14:15~(当館受付カウンター前集合、約50分間)
参加費: 無料(当日の入館券が必要です。申込不要)

特別レクチャー
レンペルト作品の魅力や現代の写真表現などについて伺います。
日時: 2月26日(日)14:30~16:00
場所: クレマチスの丘ホール(予定)
講師: 松井みどり(美術評論家)
参加費: 無料(当日の入館券が必要です。)
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

学芸員によるギャラリートーク
本展担当学芸員が展覧会と作品についてわかりやすく解説します。
日時: 11月12日(土)、12月10日(土)、1月14日(土)、2月11日(土)、3月11日(土) 各回14:15~(当館受付カウンター前集合、約30分間)
参加費: 無料(当日の入館券が必要です。申込不要)

親子向けギャラリートーク
展示作品を一緒に読み解きながら展覧会を楽しみませんか。
日時: 3月18日(土)14:15~(当館受付カウンター前集合、約40分間)
対象: 小学校1—3年生と保護者の方
参加費: 無料(当日の入館券が必要です。申込不要)

※関連イベントは公式ホームページをご確認ください。

スケジュール

2016年10月28日(金)〜2017年4月2日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
4〜8月は18:00まで
11〜1月は16:30まで
休館日
水曜日
水曜日が祝日の場合は水曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
12月26日(月)~1月6日(金)は休館
入場料一般 800円、大学生・高校生 400円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.izuphoto-museum.jp/exhibition/217877468.html
会場IZU PHOTO MUSEUM
http://www.izuphoto-museum.jp/
住所〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野クレマチスの丘347-1
アクセスJR東海道線三島駅北口より無料シャトルバス25分
電話番号055-989-8780
関連画像

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