ブルーノ・ムナーリ「絵本と遊具 - アートの隠れた力の探求者 - 」

CCAAアートプラザ

終了しました

アーティスト

ブルーノ・ムナーリ

日本では、ムナーリは「たんじょうびのおくりもの」「きりのなかのサーカス」「木をかこう」などの絵本作家としてよく知られています。しかし、ムナーリが、文字と同様にアートも伝達力があることを研究したことは、あまり知られていません。ムナーリは、視覚的要素で成り立つ美術作品がときとして言葉より雄弁であることを見いだして、言語だけに偏重しているコミュニケーションを考え直そうとしたのです。
そこで本展では[文字と同じようにアートを構成する線、色彩、形などの視覚的な要素も十分に意味を伝える力がある]と考えたブルーノ・ムナーリの造形思考を「絵本」や「遊具」を媒介にして、わかりやすく伝えようと試みました。
ムナーリが言葉のかわりにヴィジュアルな要素によって表現しようとした仕事の萌芽は、1945年に発表された10冊の絵本のプロジェクトに見ることができます。線、形、色彩などの造形美術の要素を巧みに駆使して、ムナーリは表現の可能性を探求しました。

スケジュール

2016年2月20日(土)〜2016年5月8日(日)

開館情報

休館日	イベントにより異なる
備考	開館時間: 月曜日から水曜日: 13:00 - 18:00、土曜日・日曜日・祝日: 10:00 - 18:00。木曜日は休館

入場料

一般(小学生以上) 300円、親子(子ども3歳以上) 300円

展覧会URL

http://www009.upp.so-net.ne.jp/ccaa/