終了した展覧会・イベントです

「鉄道美術館」展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました
岡本太郎は、山陽新幹線開通の岡山駅に壁画≪躍進≫をつくり、国鉄が民営化された記念として公式メダル《出発》をデザインして新しい時代に挑む鉄道の門出を祝いました。荒野を切り開き自然と抗いながら鉄路を開拓した時代から人々は夢を託して街をつくり、人と文化の交流を通して様々なドラマを生んできた鉄道は人間文化の誇らかな象徴です。本展は、機能から生まれる車両造形、街を繋いで広がる鉄道路線、緻密な運行システム、鉄道が織りなす街や自然の風景など、人々を魅了し続ける鉄道をテーマに美術の眼を通して味わう試みとしました。会場には、鉄道のテイストを作品に取りいれながら遊びの空間を創造する現代アーティスト、パラモデル、市川平、原倫太郎、角文平、栗山貴嗣と岡本太郎のコラボレーションによる巨大ジオラマを展示します。また、鉄道絵画のコーナーでは、歌川広重の浮世絵から長谷川利之、中村宏、山口晃、福島尚など時代を超えて作家が描く鉄道の姿を、また、資料・映像のコーナーでは、今は懐かしい鉄道ポスター、時刻表、鉄道車両模型、トレインマーク、日本全国を駆け巡る列車の勇姿を映し出す佐々倉実の映像も鉄道ファンには見逃せない見所の一つです。更に夏休み期間に開催する展覧会として、ミニSL乗車体験やワークシヨツプなど遊びを通じて鉄道を楽しむ関連イベントを開催し、子どもから大人までが楽しめる展覧会として多くの人々と鉄道の魅力を堪能してください。

出展アーティスト: 市川平、パラモデル、原倫太郎、角文平、栗山貴嗣、岡本太郎、山口晃、中村宏、福島尚、歌川広重(三代)、歌川国政(四代)、勝海舟、小林清親、伊東深水、佐々倉実

スケジュール

2016年7月16日(土)〜2016年10月10日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料 一般1000円、高校生・大学生・65歳以上800円、中学生以下無料
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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