終了した展覧会・イベントです
[画像: Tam Ochiai + Hiroyuki Oki, Duelle/Doubles (2016)]

大木裕之 + 落合多武「リ、ワイルド」

URANO
終了しました

アーティスト

大木裕之、落合多武
大木裕之 (1964年東京都生まれ ) は、東京大学工学部建築学科在学中の80年代前半より映像制作を始めました。1991年からは高知県に制作活動の拠点を置くようになり、高知県立美術館製作の「HEAVEN-6-BOX」 (1994-95) で、第45回ベルリン国際映画祭ネットパック賞を受賞しました。 その後も数々の国際映画祭、展覧会にて作品を発表しています。落合多武 (1967年神奈川県生まれ ) は、1990年に和光大学を卒業後渡米、1993年にニューヨーク大学大学院を修了し、同年に初個展を開催、現在もニューヨークを拠点に活動しながら、国内外の美術館およびギャラリーでの展覧会に多数参加しています。2人の共演は、スウェーデンのリドマーホテルで開催された「J-way」(2000年 ) に始まり、その後も、「夏への扉ーマイクロポップの時代」 (2007年、水戸芸術館、茨城)、落合個展「スパイと失敗とその登場について」 (2010年、ワタリウム、東京) 会期中のイベントに大木が出演、同年の大木による企画展 「たまたま8」 に落合作品を展示、昨年開催された落合多武 & アン・イーストマン発案による 「トレッドソン別邸のため」に大木が参加するなど交流を続け、今回初めて2人での展覧会を開催する運びとなりました。
本展では、落合多武の新しい試みである 「灰皿彫刻」8点、大木裕之の松前君シリーズの最新作 「松前君の旋律Ⅲ」を展示いたします。 その他、2人が往復書簡を交わすように日本とニューヨークでやりとりをした共作のドローイングや映像、その場で作り上げられた立体が展示されます。 会場内にはそんな2人のやりとりを示すかのように、色の塗られた壁や暗幕、廃材や仮設壁が時間をかけて散文的に配置され、調和する直前でそれぞれの存在感を主張しています。 その展示空間自体が、 2人の渾身の共作と言えるでしょう。人間、光、土地、建築、言霊などの様々なイメージを積層または呼応させ映像化することで、時間 / 空間、人間 / 社会の全体を構築する方法を探求し続けている大木裕之と、概念としてのドローイングを主要なテーマとして、名前、ネコ科動物、言葉、都市、死、偶然性などを楽譜のように繋いでいく落合多武の創り出す新しい世界を、 ぜひご高覧ください。

スケジュール

2016年4月16日(土)〜2016年5月21日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2016年4月16日(土) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.arataniurano.com/pre/press054.pdf
会場URANO
https://urano.tokyo
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
アクセス東京モノレール・りんかい線天王洲アイル駅より徒歩8分、JR品川駅港南口3番乗り場より都営バス(八潮パークタウン行き、品91)「天王洲橋」下車徒歩3分
電話番号03-6433-2303
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