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原裕子 「微」

gallery to-plus
終了しました

アーティスト

原裕子
原裕子は、多摩美術大学工芸科陶プログラム卒業後、同大学院修士課程工芸専攻修了。現在は同大学にて助手として勤務しながら、制作をしている。彼女の作品は、シャモットを材料としている。シャモットとは焼き固めた耐火性粘土を細かく砕いた粉末で、一般的には耐火煉瓦の材料としたり、窯の中に作品を詰める際に使われる道具の一つだ。

砂を固めて作る、原の作品は砂糖菓子や珊瑚のような質感をしている。彼女の手指から手びねりによって紡ぎ出されるカタチは、その様相によって印象が異なる。球と線の重なりによってできれば、珊瑚の欠片や未来都市のようだし、丸く捏ねたものの集合体は、甘く美味しいお菓子のようだ。四季の移り変わりや流れていく日常の中で、人は微かな変化を感じるが、大概忘れてしまう。原は、そのほんの僅かな変化も逃さない。微かな変化は彼女の中で積み重なり、やがてカタチとなっていく。

スケジュール

2016年3月12日(土)〜2016年3月21日(月)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間: 13:00〜20:00、3月15日は休館

オープニングパーティー 2016年3月12日(土) 17:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場gallery to-plus
http://gallery.to-plus.jp
住所〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-12-4 B1F
アクセス東急東横線・東急大井町線自由が丘駅北口より徒歩1分
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