風能奈々 「線でつなぐ遊びと名前をつけること」 展

小山登美夫ギャラリー

poster for 風能奈々 「線でつなぐ遊びと名前をつけること」 展
[画像: 風能奈々 「おまじないの道具」(2016) 41.0×31.8 cm ]

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本展のタイトル「線でつなぐ遊びと名前をつけること」にもあるように、今回の風能の新作は、モチーフ同士が繊細に拮抗し、対になったり離れたり、鑑賞者の豊かな想像力を引き出すような遊び心に溢れています。また技法に関しても実験的な方法を取り入れています。以前はマチエールを重ねて一手二手三手と先を想定し、意味を持たせた綿密な思考を基に技法を用いていましたが、今回はラフに刷毛で塗ったクリアジェッソの上に色を乗せたり、その後に布で拭き取ったり、「目が気持ちいい」と思ったところで止めてみる、また描いたものを全て塗り直し新たに描き始めるなど、とりとめもなく自らの感覚の赴くままに画材を操り、不可抗力による新たな表現を作家自ら楽しんでいるようにも見られます。初期の頃からイメージの源泉となっている、毎日欠かさずに描いているというドローイング・ノートも継続して描かれています。風能から溢れる描きたいという気持ちと描きたいモチーフを受け止める受け皿となり、作家自身「繰り返したくさん描いているうちにモチーフと親密になっていく」というように、タブローでの魅惑的な発展を暗示するエネルギーの役割も担っています。本展では、大小様々な新作ペインティングを展示いたします。今回の風能の新境地は、生涯制作をしていく為の変化、決意の表れでもあります。意欲的な表現と、物語に満ちた幻想の世界を是非ご高覧下さい。

メディア

スケジュール

2016年07月30日 ~ 2016年09月10日

オープニングパーティー 2016年07月30日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

風能奈々

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