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[画像: 小林清親「内国勧業博覧会之図」(1877) 東京都江戸東京博物館所蔵]

「近代百貨店の誕生 三越呉服店」展

江戸東京博物館
終了しました

アーティスト

小林清親
本展では明治維新後に上野において明治政府主導で開催された内国勧業博覧会や、博覧会が終了した後に陳列販売方式で一世を風靡した勧工場など、百貨店へと受け継がれていった祝祭空間の変遷をご紹介します。祝祭空間を演出するため百貨店に博覧会や展覧会を導入していった高橋義雄(箒庵)は呉服店の近代化のために三井銀行から三井呉服店の理事に就任し、アメリカのワナメーカーの小売方法を参考に、欧米で盛んであった博覧会や展覧会を取り入れ、百貨店の博覧化を図っていきました。 高橋義雄の次に経営を引き継いだ日比翁助は1904年(明治37)に「デパートメントストア宣言」をし、本格的に近代的な百貨店へと転換を図っていきました。その三越は多くの博覧会や展覧会を主催することで祝祭空間を演出し、近代的な百貨店を作っていきました。最後に三越の広報担当として「今日は帝劇、明日は三越」のキャッチ・コピーを生み出した濱田四郎によって東京の都市文化の担い手として登場していく三越の姿を展示します。 東京都江戸東京博物館が所蔵する錦絵、絵葉書、写真、ポスターなどから、今までに展示されたことがない資料を中心に構成し、展観します。

スケジュール

2016年3月19日(土)〜2016年5月15日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
土曜日は19:30まで
休館日
月曜日
月曜日祝日の場合は開館し翌日火曜日休館
両国国技館で大相撲本場所開催中は開館
年末年始休館
入場料[常設展] 一般 600円、大学生480円、65歳以上・高校生・中学生 300円、都内在住の中学生・小学生以下・障害者手帳提示と付き添い2名 無料、特別展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/project/3821/%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95%E3%80%8C%E8%BF%91%E4%BB%A3%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F-%E4%B8%89%E8%B6%8A%E5%91%89%E6%9C%8D%E5%BA%97%E3%80%8D/
会場江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
住所〒130-0015 東京都墨田区横網1−4−1
アクセスJR総武線両国駅西口より徒歩3分、都営大江戸線両国駅A3・A4出口より徒歩1分
電話番号03-3626-9974
関連画像

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