「花森安治の仕事 - デザインする手、編集長の眼 - 」

世田谷美術館

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[画像: 吊り広告「暮しの手帖 1世紀99号」、デザイン:花森安治、1969年2月1日刊行用、世田谷美術館蔵 ]

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〈衣・食・住〉を基本にすえつつ、もののない時代には〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案、電化製品が普及した高度成長期には〈日用品の商品テスト〉を実施、そして食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には〈社会の矛盾を鋭くえぐる批評〉を誌面で展開し、ペンで権力に挑みました。30年間にわたり一切広告を入れず発行100万部に迫るまでに成長させた雑誌『暮しの手帖』を舞台に、表紙画からカット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告まで、取材や執筆はもとより、制作から宣伝まで、すべてを手がけたのが編集長・花森安治でした。
本展では、花森の作品そのものともいえる『暮しの手帖』が庶民に向けて発したメッセージに、改めて耳を傾けます。戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を、ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、多彩な仕事のなかからその思想を探ってゆきます。
戦後日本の出版文化に計り知れない影響を与えた『暮しの手帖』は、花森が他界したのちも刊行されつづけており、現在、通巻485号を数えています。21世紀を生きる私たちが今、日々の暮しに視座を据えた花森の提言に改めて心を打たれるのは、時代に左右されることのない変わらぬ想いが伝わってくるからでしょう。本展では、暮しの手帖社の全面的な協力のもと、花森安治が遺した多数の稀少資料・約750点を展覧します。

メディア

スケジュール

2017年02月11日 ~ 2017年04月09日

アーティスト

花森安治

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