ユーソ・ノロンコスキー 「This Place is Nowhere」

LOKO GALLERY

poster for ユーソ・ノロンコスキー 「This Place is Nowhere」

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This place is Nowhere はフィンランドのアーティスト ユーソ・ノロンコスキー (Juuso Noronkoski) による現在進 行中のプロジェクトの一部であり、写真、ビデオ、オブジェクト、テキストベースの作品で構成されています。ノロンコスキーは、 このプロジェクトを通じて、写真イメージと現実世界における知覚との違いについて、また、イメージやオブジェクト、テキストといった、時間的、物理的に異なる表現方法が共通の空間でいかに作用するかについて考察しています。
作家自身によって撮影された、あるいは選び取られた写真は、さまざまなかたちで物理的に、そして概念的に手を加えられます。明確な意思を伴ったイメージへの介入は、被写体が持つ意味を解体し再構築すると同時に、平面と立体、現実と想像を隔てる境界を曖昧にします。写真イメージにおける支持体の物性を強調することにより、現在としての “この場所” と潜在的で移り変わる “異なる場所” のあいだのギャップを埋めることが意図されています。
インスタレーションを構成するテキスト、詩的な短編小説は彼の創造における思考のプロセスを伝えますが、同時に提示される視覚イメージが示す意味が文字情報によって補完されるのか、あるいはどのように変化するのかは、観るものに委ねられています。それはまるで、イメージと言葉にかかわる人間の “共感” についての実験のようでもあります。
ノロンコスキーの作品が扱うモチーフは一見すると非常に具体的ですが、それらは特定の文化や地域を超えた普遍性を兼ね 備えています。我々がそれぞれに持つ現象や事物に対する概念をイメージの形にし、さらに重層的に介入することで、写真が 別の場所へ通じる窓としてだけではなく、鑑賞者自身、そして “観る” という行為そのものを映す鏡にもなり得ることを示しているのです。
本展は、作家にとって日本での初の発表となります。現実と虚像の境界とはどこにあるのか。そしてそこにはどのようなイメージが存在するのか。ノロンコスキーは、イメージが絶えず変化し、知覚が移り変わる “どこでもない場所” をギャラリーに現 出させ、我々に問いかけます。
[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 9月8日(金) 19:00〜

メディア

スケジュール

2017年09月08日 ~ 2017年10月07日
月曜日・日曜日・祝日は休館

オープニングパーティー 2017年09月08日18:00 から
アーティストトークは19:00より

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