「鏡と穴 - 彫刻と写真の界面 Vol.5 石原友明」

Gallery αM

poster for 「鏡と穴 - 彫刻と写真の界面 Vol.5 石原友明」
[画像: (C)Tomoaki Ishihara, 2017]

このイベントは終了しました。

私という制作は、ものを身体化すること、身体をイメージ化すること、イメージをもの化すること、を繰り返すひとつのプロセスです。(宮沢賢治ふうに)その結果、「作品」と呼ばれるものが様々な材料とかたちを伴って現れてくるのですが、そこで行っているのは「からだ」の有限性を拡張する試みです。私にとっての制作は、時間と空間の際限のなさ=無限性と、からだという有限性とのあいだにあたらしい関係を見出そうとする試みだということが出来るのかもしれません。今回の展示ではふたつのアプローチを試みています。ひとつは、髪の毛を使ったセルフポートレイトで、画布の上の仕事です。それらは絵画でも、写真でも、デジタル画像でも、そのどれでもなくまたそのどれでもありうるといった寄る辺のない状態に置かれています。もうひとつは、3Dプリンターを使った立体のセルフポートレイトで、途切れ途切れに作り続けてきた「I.S.M.」という皮の立体の延長線にあるものです。平面、立体と様相は違いますが、共通してそこにあるのは、たとえばエマルジョン(乳化)のような、いつまた分離するのかわからない不安定な状態です。その不安定さは言い換えれば可逆性であり、いわばエントロピーが増えない状態(あくまで比喩的にですが)を保とうとしているのです。また別の比喩になりますが、それは断片化されたからだを寄せ集めてもうひとつのからだを作りだそうとするフランケンシュタインの怪物のような状態と言えるかもしれません。そこにあるのは死から生へという可逆性で、これは「からだの有限性の拡張」のひとつの例です。そんなイメージが制作のきっかけになっています。(石原友明)

[対談企画]
日時: 10月28日(土) 18:00~19:00
出演: 石原友明(美術家)、光田ゆり(DIC川村記念美術館学芸員)
会場: gallery αM
参加費: 無料
*トーク終了後にオープニングレセプションも開催

メディア

スケジュール

2017年10月28日 ~ 2017年12月02日

オープニングパーティー 2017年10月28日19:00 から

アーティスト

石原友明

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